RPA・AI-OCRによる作業自動化の共同実証実験の実施について

  本市においては、株式会社okicom、株式会社Blueship沖縄と共同で、RPA及びAI-OCRを自治体業務に活用し、業務効率化の有効性を分析・検証する実証実験を実施します。

• RPAとは…
  Robotic Process Automationの頭文字で、ソフトウェアロボットが業務プロセスを自動で処理する。
• AI-OCRとは…
  AIとOCRの頭文字で、手書き書類や帳票の文字読取を行い、データ化するAI技術を使ったOCRサービス。

1．背景・目的

 今後、人口減少による労働力不足の深刻化や行政コストの抑制により自治体職員数についても減少傾向が見込まれる中、少子高齢化や企業活動の多様化など、ますます高まる行政ニーズへ対応するため効率的な組織体制の構築が課題となっています。 課題解決に向け、長時間労働の要因の一つとなっている各種申請に伴う書類処理やデータ転記作業などをRPAやAI-OCRツールを活用し自動化することで、長時間労働の抑制や業務効率化を図り、限られた職員の時間を市民対応や業務検討に振り向けることで、更なる市民サービスの向上を目指します。

2．概要

1 共同実施事業者

• 株式会社okicom 代表取締役社長 小渡 玠
• 株式会社Blueship沖縄 代表取締役 慶松 大海

2 実証実験期間

• 令和元年11月18日～令和2年3月31日（予定）

3 対象業務

• 児童手当現況届入力業務
• 通勤費算定事務
• 就学援助入力業務
• 在庁時間管理事務 ほか

4 実証実験活用ツール

• RPAツール 「WinActor」(ウィンアクター)
• AI-OCRツール 「DX suite」(ディエックス・スイート) 

3．今後のスケジュール

• 12月初旬 対象業務担当者向けの操作研修
• 12月～1月 シナリオ作成、実証実験
• 2月～3月 報告書取りまとめ、公表

総務部 行政改革推進室

098-893-4411 （内線332）

行政改革推進室：本館3階（庁舎内マップは下記リンクの「3階」をご覧ください。）