特定外来生物「ツルヒヨドリ」に注意して下さい

更新日:2022年08月18日

特定外来生物「ツルヒヨドリ」とは?

 ツルヒヨドリは、驚異的な繁殖力を持ったつる性の植物です。一つの株を放っておくと、1年間で25メートル四方に広がってしまうため、農作物にも大きな被害を及ぼす可能性があります。発見したらすぐに防除することが必要で、自身の所有する土地や建物にツルヒヨドリが生えていた場合は、自身で防除しなければなりません。

 この植物を栽培したり、広げたりすることは、法律によって禁止されています。外来生物法に違反した場合、最高で個人の場合3年以下の懲役もしくは300万円以下の罰金、法人の場合1億円以下の罰金が科せられる場合があります。

見つけたらどうすればいいの?

 種が付いている場合は飛び散らないように種子を先に取って下さい。可能な限り種を飛散させず、根を残さないように丁寧な抜き取り作業を行う必要があります。抜き取ったツルヒヨドリは袋に入れて、密封した状態で焼却処分しなければなりません。ツルヒヨドリの根や種子を含む土砂を他の場所に移さないように注意して下さい。

よく似た葉を持つ在来植物

 ツルヒヨドリ、ツルドクダミ、クロミノオキナワスズメウリの3種はよく似た葉で、緑がギザギザしています。葉脈の入り方が見分けるポイントです。

特定外来生物とは

 海外起源の外来性で、生態系、人の生命、身体、農林水産業への被害を及ぼすもの、または及ぼす恐れがあるものとして外来生物法で指定されている生物のことをいいます。

この記事に関するお問い合わせ先

環境対策課 環境指導係


〒901-2710
沖縄県宜野湾市野嵩1-1-1
電話番号:098-893-4505

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