FMぎのわん地域支援事業(地域支援部の設立)

更新日:2021年05月07日

画像

1.実施団体

株式会社 FMぎのわん

2.事業内容

フードバンク「あしながプロジェクトinぎのわん」

「あしながプロジェクトinぎのわん」は昨年5月、コロナ禍で貧困世帯が増加したため立上げたプロジェクトです。ラジオやSNSで食糧支援を呼びかけ、ひとり親世帯や貧困世帯へ配布するという、いわゆるフードバンク的な支援プロジェクトです。食品、衣類・毛布・おもちゃ・絵本など市内の子どもの居場所に寄贈しました。

各種相談業務
・地域のニーズ調査
・地域の困りごと支援
 野嵩三区自治会でのボランティア支援
 新城公民館にてボランティア支援
 宜野湾社協にて発達障害児の母親向けに癒しのイベント開催
 独居高齢者の貧困・ゴミ・猫問題支援
 若年妊産婦の中絶問題支援
・資金調達活動
・沖縄国際大学とのボランティア連携
 
家事代行事業「お助けマン」

地域の様々なニーズに応えるために考えたのが家事代行事業「お手伝いマン」です。生活の中のちょっとした困りごとを1時間600円でお手伝いするという事業です。

支援メニューは

子どもの一時預かり・食器洗い・アイロンかけ・軽いお掃除・ゴミ出し・布団干し・買い物代行・庭の草刈り・風呂トイレ掃除などがあり、シングルマザーから高齢者まで支援できます。

siminteian-tiikisien2
siminteian-tiikisien3

3.事業の効果

・家事代行事業の立ち上げ

独自に地域のニーズを調査した結果、困り事は多岐にわたる事が判明しました。解決するためには時間をかける必要があり、その第一歩として家事代行事業を立ち上げました。貧困世帯や独居高齢者、ひとり親世帯を直接的に支援し、なおかつ見守りもできるため、家事代行事業を通して地域の困りごとを解決していきます。

・ボランティアネットワークの構築

沖縄国際大学の学生や宜野湾市社会福祉協議会との連携により、ボランティアネットワークを構築しました。家事代行事業での活用を主に、今後様々な地域支援団体や自治会と提携を図り、ボランティア派遣ができる様になります。

・フードバンク機能の強化

コロナ禍で子どもの居場所を運営する団体も疲弊していく中、継続して様々な支援を行ないます。

・地域福祉団体との連携

宜野湾市社会福祉協議会、沖縄国際大学、宜野湾市地域包括支援センター、自治会、就労支援事業所、子どもの居場所など地域の福祉団体と様々な連携を行うことが出来ました。今後出てくる課題に対して地域で連携して解決することができる様になります。

4.活動を通して見えてきた今後の課題

・助成金のほとんどを人件費に充て、地域支援部の活動を専門に行う人材を雇用し、活動の充実と継続性を確保できました。地域のニーズ調査の結果、地域課題は多岐にわたるため、家事代行事業でどのくらいカバーできるかが課題です。

 

・ボランティアネットワークの構築や地域福祉団体との連携は、地域支援を進めていく上で大きな役割を担っていきます。今後は経済団体や企業などとの連携を強化して課題解決をより一層進めていきたいです。

 

・今年度は地域支援部としての収益を上げることが出来なかったので、今後は、クラウドファンディングや補助金などを活用して活動資金および人件費を捻出したいです。

みなさまのご意見をお聞かせください
このページの内容はわかりやすかったですか
このページは見つけやすかったですか