まちの看護師さん

更新日:2021年05月07日

画像
画像

1.実施団体

訪問看護ステーション桃の花

2.事業内容

・自ら訪問し活動内容の説明
・民生委員の方と同行訪問
・配食サービスを受けている方宅へ同行訪問
・おたよりの作成
・情報交換(地域支え会、ミニデイサービス 区民より)

3.事業の効果

〇地域の方々の反応

・独居の男性1名、独居の女性1名が地域のミニデイサービスへ参加できるように 

 なった。

・地域に看護師が所在し、関わっていることへの安心感につながった

 「家まで来てくれて、ありがとう」「いつもお手紙ありがとう」 「話す人がいると元気

 をもらえる」「何かあったら、お願いね」などの反応が得られた

・地域の民生委員の方が、訪問看護ステーションに足を運ぶことができた

・ベストを着て地域を回ることで興味を持ち、声をかけてくる方がいた

・マスクの着用や、コロナ感染症への意識を高め、自己管理への指導につながった

・毎月のおたよりを通して、日々の生活状況や、それぞれの話題となった

・なかなか姿を見せないが、手紙や物がポストに届いていたと、民生委員へ電話連絡をしてくれた

・「この色がいいよ(ベストの色)。見ていて明るい気持ちになるさー」

〇私たちの気づき

・地域の住環境を改めて知った。細く緊急車両が入らないであろう道や、行き止

 まりなど

・民生委員やボランティア、地域支え会のメンバーとの情報交換を通してより対

 象者を深く観察するようになった

・ミニデイに通っている方は、自宅の場所環境を知ることで、「結構な距離を歩

 行してきている方なんだ」「大きな家に独居なんだ」「家の呼び鈴が壊れてい

 る」「呼び鈴が聞こえていない(難聴の方)」「家の庭の手入れができていない 

 (足が悪いためしゃがめない)」「家の階段や手すりがない家」「近所に家族が 

 いる方」 など

・日々の生活状況から現在の課題や今後の課題などが情報が得られた

・民生委員の方やボランティアの方、地域の方が話かけやすくなったと考える

・私たち自身も普段の生活で、以前より積極的に情報を得ようと行動するように

 なった(意識の変化)

・地域の防災士への推薦があり、次へつながってきた

4.活動を通して見えてきた今後の課題

・継続したかかわりを今後どのように行っていくか

 訪問するには時間と、物を持って行くためのお金がかかる、

→相談に来てもらえるようになればいい(広報活動をどうするか)

・私たちの意識の変化が出てきたため、より地域に目が向けまた、地域の民生委

 員やボランティアともつながりやすくなったため、意見交換を続ける

・高齢者だけでなく子育て中の方などともつながっていくことが課題

・コロナ禍における今回の事業への参加であったが、関わった方が1人も、コロナ

 に感染することなく過ごされ、また、私たちの存在を以前より身近に感じてく

 れるようになった(安心感、信頼感につながった)ことで、孤独を感じることの軽

 減につながったと考える。

・若い方に自治会に入って(関わって)きてもらえるように、常に考えていく必要 

 がある。大謝名区にある商業されている方との交流の機会を作るなど定期的な

 かかわりができる方法を考えていく必要がある。

みなさまのご意見をお聞かせください
このページの内容はわかりやすかったですか
このページは見つけやすかったですか