令和3年度 学生がデザインするまちづくり講座 第13回ニュースレター

更新日:2022年01月06日

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令和3年度「学生がデザインするまちづくり講座」

この講座は、宜野湾市と琉球大学が連携して実施するまちづくり講座です。

自治体職員や地域で活動する方の講話、宜野湾市のまち歩き(フィールドワーク)などを通して、高校生、大学生、社会人が宜野湾市の地域課題や地域資源を発見し、解決策や地域活性化策などを主体的考える実践的な講座となっています。

※本講座は、琉球大学が実施する「初級地域公共政策士」資格取得のための履修科目の一つとなっています。

事業実施の経緯

琉球大学では「沖縄産学官協働人財育成円卓会議」の提言を踏まえた人材育成に取り組んでいます。その一環である「初級地域公共政策士」資格プログラムにおいて、「自治体のお題解決プログラム」を実施しています。

令和元年度に、琉球大学と宜野湾市の包括連携協定に基づき、宜野湾市をフィールドとして講座を実施しました。

宜野湾市の近隣には、高校や大学など多くの学校が立地していることから、宜野湾市の人財である若い学生の力を活かしたまちづくりが提案されました。

その提案を受け、令和2年度より琉球大学と宜野湾市が連携して「学生がデザインするまちづくり講座」を実施しております。

令和2年度からは、高大連携の一環として宜野湾高校にも協力いただき、高校生、大学生、社会人が共にまちづくりを考える講座を実施しました。

令和3年度においても、多様な団体と更なる連携を図り、市民協働のまちづくりを推進していきます。

第13回 授業内容

第13回は、「中間報告」を行いました。

琉球大学の畑中寛先生より、以下の内容を5分程度で報告するようお話がありました。

 

  1. テーマ
  2. .地域課題のとらえ方と最大の課題
  3. 具体的な課題の解決策(対象者・事業主体)

     ※今後、活用可能な地域資源も検討

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その後、受講生はグループに分かれて、グーグルジャムボードを使って、解決策の検討を行いました。

チームディスカッションを終え、各チームから以下の中間報告がありました。

 

チームC

  1. テーマ : 「自治会を中心とした地域社会の活性化」
  2. 地域課題のとらえ方と最大の課題 : 「地域の力の弱体化、最大の課題を自治会を中心として地域が衰退していく事」
  3. 具体的な課題の解決策(対象者・事業主体) : 「自治会の運営の問題、ガイドラインの作成、宜野湾市は大学が多いので、人材を地域資源としてとらえた人材育成」「SDGsの取り組み」「対象者は、自治会に加入していない人も対象としたい」「自治会と行政が協働してそこに、市民も参加していく」「大学生との協議の場」「企業も地域資源として活用していきたい。」
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チームB

  1. テーマ : 「スイーツをテーマにした市民参加型イベントによるまちづくりと宜野湾ブランドの浸透」
  2. 地域課題のとらえ方と最大の課題 : 「まち全体の魅力が伝わっていない」「まちの商店街の活気がない」「情報の打ち込みが難しい」
  3. 具体的な課題の解決策(対象者・事業主体) : 「行政、事業者、学生の3者が集まって、皆が主体的に活動できるような取り組みやイベント」
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チームA

  1. テーマ : 「農業・大山田いも農家をあこがれの職業にする」
  2. 地域課題のとらえ方と最大の課題 : 「田芋農家はなりたい職業じゃない」
  3. 具体的な課題の解決策(対象者・事業主体) : 「アルバイトや兼業で気軽に農業に参加できる仕組み、農業参加の概念の変化、琉球大学で農業のサークルを作る、学生のアルバイト制度、農業×観光、農業×スポーツなどの掛け合わせ」
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本授業のテーマは「学生が参加したくなるようなまちづくり」です。

この授業の中から、学生と社会人などが協働で取り組む、市民協働のまちが実現していくことを期待しています。

琉球大学公式ホームページ

この記事に関するお問い合わせ先

市民協働課 市民協働係


〒901-2710
沖縄県宜野湾市野嵩1-1-1
電話番号:098-893-4497

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