令和5年度地域づくり事業活動団体【いのちの話を届ける】
団体名
一般社団法人 沖縄いのちにエールを贈る会
事業名
いのちの話を届ける
助成額
500,000円
事業概要
コロナ禍で子どもの貧困、虐待、リストカットなどが増加している。子どもの自尊感情が低くなっていることから、市内全小学校の5年生を対象に「いのちの講話」、「いのちの体感ワーク」を行い、自己肯定感を育み自尊心を向上させる。
活動内容
宜野湾市内9小学校の5年生を対象にいのちの授業といのちワークを行った。
※参考資料として男子(おちんちんの本)、女子(ガールズメモリー)を配布。
長田小学校(授業参観)
9月7日(木曜日) 2、3校時 3クラス 106名
普天間小学校(授業参観)
9月8日(金曜日) 2、3校時 3クラス 92名
志真志小学校
9月14日(木曜日) 2、3校時 4クラス 139名
嘉数小学校(授業参観)
11月14日(火曜日) 3、4校時 4クラス 133名
大山小学校
※学校側からの希望で3年生と4年生に実施。
11月27日(月曜日) 4年生ワークのみ 3クラス 100名
12月12日(火曜日) 午前中 3年生いのちの授業のみ 3クラス 100名
はごろも小学校
1月12日(金曜日) 午前中 5クラス 154名
宜野湾小学校(授業参観)
1月19日(金曜日) 午前中 4クラス 123名
普天間第二小学校
1月31日(水曜日) 2、3校時 3クラス 91名
大謝名小学校
2月22日(木曜日) 午前中 3クラス 108名
活動効果
・実施当日、どの学校でも、児童及び先生方、保護者の反応が良かった。いのちの授業では、自分の事として、一生懸命話に聞き入っていた!いのちワーク(妊婦体験、産道体験、赤ちゃん人形抱っこ体験)では、みんなが笑顔になり、授業で聞いた事を体感する事で、記憶に定着しやすく、感動が自己肯定感を上げているのを感じた。
・昨年に引き続き、4年生の保健体育での思春期の授業と5年生の理科の授業(予習・復習)になり、学習した事が、自分の命の事として繋がり、命を実感し、大切にす る ことへと繋がっている事を感想等より、確認できた!!
児童の感想より
・最初0.1mmだった自分たちがこんなに大きくなってすごい!
・今、ここに健康に生きていることが本当に奇跡だと思った。
・大切に一生懸命育てて自分は、大きくなれたと思うし、たくさん幸せにされたと思うので、お母さんやお父さんに感謝したいです。
・お母さんだけでなく、お母さんも赤ちゃんもどっちもがんばって産まれてきたんだなーって思った。だからお母さんも泣くし、周りの人が幸せになる。
・今日、「命の授業」を受けて、妊婦さんを大切にしたいと思いました。これからは、私にできることを探してみようと思いました。
先生方の感想より
・打ち合わせが丁寧だったので、安心して授業ができた。
・道徳科の観点からすると、自分の存在価値を自身で肯定的に認め、さらに自他の生命を大切にしようとする意識が高められる素晴らしい学習であると感じました。
・理科の観点からは、「人の誕生」の学習と連動させながら進められた為、児童一人一人の習熟を図ることができた。
・命の授業後、「自分らしくいたい」と、今まで我慢していた感情を表す児童がいた。
・いのちの授業で学んだ事を学級経営や個人の相談に活かすことができた。
保護者の声、反応
・二次性徴について、親からは、なかなか伝えられない内容を毅然と話してくれて助かった。
・今後、親子で「性」の話をするきっかけをもらえた。
・「性」に関して、構えていたが、ハードルが下がった。
・照れながらも、久々に子どもと触れ合えた。
・いい思い出になった。
この記事に関するお問い合わせ先
市民協働課 市民協働係
〒901-2710
沖縄県宜野湾市野嵩1-1-1
電話番号:098-893-4497
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更新日:2024年07月24日