令和6年度地域づくり事業活動団体【いのちの話を届ける】

更新日:2025年07月29日

団体名

一般社団法人 沖縄いのちにエールを贈る会

事業名

いのちの話を届ける

助成額

500,000円

事業概要

コロナ禍で子どもの貧困、虐待、リストカットと痛ましいことが多く、子どもの自尊感情が低くなっている。若年層の妊娠出産により、貧困や虐待と負の連鎖が後を絶たない。

二次性徴を迎え、自我が芽生えた5年生を対象に、自己肯定感を育み、自尊心を向上させることを目的とする。

活動内容

宜野湾市内9小学校5年生対象にいのちの授業といのちワークを行った。

*参考資料として、男子(おちんちんの本)女子(ガールズメモリー)配布。

宜野湾小学校(授業参観)

9月3日(火曜日)9:25~11:10 5クラス 156名

大山小学校

※学校側からの希望で3年生と4年生に実施。

10月16日(水曜日)午前中 4年生 3クラス 103名

12月11日(水曜日)午前中 3年生 3クラス 89名

普天間小学校(授業参観)

10月19日(土曜日)午前中 3クラス 89名

長田小学校(授業参観)

11月19日(火曜日)午前中 3クラス 127名

嘉数小学校(授業参観)

11月25日(月曜日)2、3校時 4クラス 139名

はごろも小学校(保護者見学有り)

12月10日(火曜日)午前中 4クラス 139名

志真志小学校(授業参観)

1月17日(金曜日)2、3校時 4クラス 133名

普天間第二小学校(授業参観)

1月31日(金曜日)午前中 3クラス 92名

大謝名小学校(授業参観)

2月21日(金曜日)午前中 3クラス 97名

活動効果

全ての学校において、児童・教員・保護者が笑顔に包まれ温かい雰囲気の中で授業が実施された。

●いのちの授業

児童たちは自分のこととして真剣に話を聞き、命の大切さを実感していた。

●いのちワーク(妊婦体験・産道体験・赤ちゃん人形抱っこ体験)

体験を通じて、学んだ内容が記憶に定着しやすく、感動を通じて自己肯定感が高まる様子が見られた。また、児童たちは笑顔で取り組み、命の尊さを深く感じ取っていた。

●既存の学習内容との連携

4年生の保健体育での思春期の授業、5年生の理科の授業と関連し、予習・復習の機会となった。学習内容が「自分の命」と結びつき、命を大切にする意識が高まっていることを児童との対話や感想から確認できた。

児童の感想より

・命は、生まれる前からも大切だと思った。自分がこうやって生きられることを幸せだと思っている。

・お母さんがよく「命は、奇跡だよ」って言っていたので他のみんなも特別な存在と思っていたけど、今日の勉強で前よりとてもわかりました。保健の勉強がすごく好きになりました。

・命の大切さや プライベートゾーンの大切さが分かりました。

・みんなより、成長が早かったり毛が多かったりしてとっても心配で大変だったけど、自分を守ってくれるものと知ったからとても嬉しいです。私も色々な人に命の大切さを教えたいです。

教員の感想より

・専門的な立場で伝えていくことで、正しい性の知識を子どもたちが理解できるので、素敵な機会だと思いました。

・今後、家庭で性に関する話を持つ時も、今回の講話から話を広げることが出来るため、保護者にとってもいい機会になったと思う。

・SNSやネット情報が当たり前の世界で生きる子どもたちにとって、正しい知識を伝える性教育の必要性が高まっていると思います。

・親への感謝の気持ちを言葉で表す子が増えた。

・授業の準備から実施まで手厚い支援ありがとうございます。専門的な立場からの授業により、子どもたちも興味を持ち、保護者の方々との体験も貴重だったと思います。

保護者の声、反応

・父親からは話しづらくで大事な事なのでこれからもやってほしい授業です!

・男女の性がいやらしいモノではなく、命を繋いで行く事、女性の体が子供を育てる為に必要な機能がある言う事。自分がここにいる事は奇跡で大切な存在だと言う事を感じたと思います。

・思春期に入る子どもと性についてきちんと話しをする機会がなかったので、我が家にとって有難い内容でした。

この記事に関するお問い合わせ先

市民協働課 市民協働係


〒901-2710
沖縄県宜野湾市野嵩1-1-1
電話番号:098-893-4497

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