令和6年度地域づくり事業活動団体【「地域安全マップアプリ」を活用した地域全体で見守る宜野湾市の創造】

更新日:2025年07月29日

団体名

宜野湾市商工会青年部

事業名

「地域安全マップアプリ」を活用した地域全体で見守る宜野湾市の創造

助成額

500,000円

事業概要

宜野湾市内の各地域では、子供を犯罪や危険から守るため、各自治会などの地域団体のほか、防犯ボランティア、学校、警察、行政等が連携して見守り活動を行っているが、子供が安全に安心して生活するためには、さらにより多くの地域の大人が率先して犯罪や事故など危険個所を容易に把握し見守れる仕組みを作ることが必要である。

活動内容

2023年4月より、本プロジェクトの企画立案を開始しました。私たちは、安全マップの過去と現在における地域の変化を調査するため、まず普天間小学校区を実際に歩いて詳細な調査を実施しました。この調査では、2013年に作成された安全マップと比較し、約10年の間に道路や建物、交通環境など、様々な要素が変化していることを確認しました。特に、新しく整備された道路や歩道、撤去された建物、増加した交通量など、子どもたちの安全に関わる重要なポイントに注目しながらデータを収集しました。

その後、同年11月からは、調査結果をもとにプロトタイプとなるデモアプリの開発を開始しました。このアプリは、地域の安全情報をより直感的に把握できるよう設計されており、視覚的に危険箇所や通学路の状況を確認できる機能を備えています。

2024年に入ってからは、普天間小学校区以外の小学校区域についても順次調査を進めてきました。特に、宜野湾市PTAや地域の小学校にもご協力いただき、宜野湾市内で生徒数の多い「はごろも小学校」「宜野湾小学校」「嘉数小学校」の3校に絞り調査対象としました。調査では、これらの小学校周辺における交通量や送迎者の台数、通学路の安全状況などを記録し、子どもたちが登校・下校する際の道路の危険性についても分析を行いました。

現在は、これまでの調査データを活用しながらアプリの改良を重ねており、地域の子どもたちの安全、また保護者や地域の方々がみんな地域を把握し見守れるツールとなるよう開発を進めています。そして、2025年3月の正式リリースを目指し、4月から本運用ができるよう、最後の仕上げに取り組んでいるところです。今後も、地域の皆様と連携しながら、より安全な通額環境の実現を目指して活動を続けていきます。

活動効果

2025年3月にはアプリのリリースを予定しており、本格的な運用は4月から開始されます。そのため、現時点ではアプリの具体的な効果を検証することはできていません。しかし、これまでの調査活動を通じて、地域の危険箇所を把握し、交通実態のデータを収集したことで、子どもたちの安全確保に向けた有益な情報が整理できました。

アプリの運用が開始された後は、利用者のフィードバックを収集し、継続的に改善を重ねながら、より使いやすく効果的なツールへと成長させていく予定です。今後も、官民連携の強化や新たな機能の追加を視野に入れ、地域の安全に貢献できる仕組みを構築していきたいと考えています。

この記事に関するお問い合わせ先

市民協働課 市民協働係


〒901-2710
沖縄県宜野湾市野嵩1-1-1
電話番号:098-893-4497

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