令和7年度地域づくり事業活動団体【嘉数小学校区における災害時の地域連携及び研修の実施】
団体名
嘉数小学校区防災協議会
事業名
嘉数小学校区における災害時の地域連携及び研修の実施
助成額
237,000円
事業概要
「自助・共助の意識、自主防災力、地域連携の強化を目的とする。」
地震・津波を想定した大規模災害が発生する場合、数万人の避難者が沿岸部から高台に避難することとなる。
災害発生時には、避難所として嘉数小学校は多くの避難者を受け入れることが想定され、自助・共助の観点で自主的な避難所運営などの対応を行う必要があるが、小学校区はいくつかの自主防災の地域が重なることから、連携した対応の実施のために日ごろから課題の共有を図り、合同での研修の実施等を行うことで関わりを持つことが必要となる。
活動内容
1.定例会の開催
各地域での課題や取組状況の共有、合同防災イベント開催に向けた検討などできる定例会を開催し、連携を図った。
参加者は各自主防災会(真栄原区、嘉数区、我如古区)の委員、学校関係者、民生委員、その他自治会関係者だれでも地域の方であれば参加可能とした。1か月に1回の事務局会議を実施し、開催場所は各自治会持ち回りにて行った。
2.避難と共助を考える座談会
日時:2025年7月5日(土曜日)
参加人数:44名
防災士の稲垣氏を講師・モデレーターとして招聘し、2024年4月3日に実際なにがあったのか、地域と避難所となった学校、そして対応を行った行政担当者それぞれ着席いただき、状況の共有と今後の活動、展望について報告された。
講師・モデレーター:稲垣 暁
報告・着席者:山城氏(嘉数小学校教頭)、末吉氏(大山区自治会長)、長嶺氏(真栄原区自治会長)、阿波連氏(宜野湾市防災危機管理室)
記録:川嵜氏(ファシリテーショングラフィック)
嘉数小学校de防災図上訓練の実施
日時:2025年9月23日(火曜日)
株式会社サンダーバードの翁長氏を招聘し、図上訓練を実施。
1.避難所における運営体制(受付シミュレーション)
実際に嘉数小学校が避難所として開設されることを想定した実動訓練
2.シナリオワーク
4月3日を振り返る座談会にて共有された課題を共有しながら、どのような対応ができるかシナリオを基にしたグループワークを実施。
4.嘉数小学校防災フェス
日時:2026年1月18日(日曜日)10:00~13:00
参加人数:120~130名
実際の避難所となる嘉数小学校体育館にて顔が見える関係づくりのためにイベントを開催。
(1)避難所受付体験
宜野湾市の避難所受付様式に実際に記入する親子体験
(2)自治会ブース(防災倉庫展示)
各自治会の保有する防災倉庫の紹介
(3)あんしんヒナン
社会福祉士・赤十字奉仕団の協力のもと、担架・車いすでの避難を体験。
(4)バケツリレー
早く水を運んだ方が勝ちというルールのゲームで、協力の方法を体験。
(5)消火器体験
水消火器を使用し、初期消火の重要性を体験。
(6)防災カフェ
参加した子供たちに体験を促すサポートを実施。
(7)AED講習・救急救命講習会
市消防職員を講師として、40分の講習を実施。
(8)給水車展示
給水車から給水袋に水をもらい、運ぶ体験を実施。
体験後には、給水車の水を活用し、炊き出し(豚汁)を200名分提供。
活動効果
●「顔の見える関係」による地域防災ネットワークの構築
各自治会(区)ではなく、小学校区単位で連携イベントや研修を開催することで、地域理解を深め、災害時に助け合える広域的なネットワークの構築に寄与できた。
●過去の経験(2024年4月3日)の教訓化と共有
2024年4月の津波警報時の対応を座談会で振り返ったことで「鍵の解錠」「避難者の誘導」といった現場特有の課題が、地域住民で共有された。また、避難してくる地域(真栄原区、大山区)との防災連携についての意見交換ができた。
●実践的な「避難所運営能力」の向上
図上訓練や防災フェスでの体験を通じて、住民側の意識改革や実働スキル習得につながった。
●世代を超えた防災啓発の広がり
防災フェスを開催したことで、親子連れや普段防災訓練に参加しない層に対しても、「備え」の重要性を伝えることができた。
この記事に関するお問い合わせ先
市民協働課 市民協働係
〒901-2710
沖縄県宜野湾市野嵩1-1-1
電話番号:098-893-4497
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更新日:2026年07月08日