令和3年度 学生がデザインするまちづくり講座 第7回ニュースレター

更新日:2021年11月10日

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令和3年度「学生がデザインするまちづくり講座」

この講座は、宜野湾市と琉球大学が連携して実施するまちづくり講座です。

自治体職員や地域で活動する方の講話、宜野湾市のまち歩き(フィールドワーク)などを通して、高校生、大学生、社会人が宜野湾市の地域課題や地域資源を発見し、解決策や地域活性化策などを主体的考える実践的な講座となっています。

※本講座は、琉球大学が実施する「初級地域公共政策士」資格取得のための履修科目の一つとなっています。

事業実施の経緯

琉球大学では「沖縄産学官協働人財育成円卓会議」の提言を踏まえた人材育成に取り組んでいます。その一環である「初級地域公共政策士」資格プログラムにおいて、「自治体のお題解決プログラム」を実施しています。

令和元年度に、琉球大学と宜野湾市の包括連携協定に基づき、宜野湾市をフィールドとして講座を実施しました。

宜野湾市の近隣には、高校や大学など多くの学校が立地していることから、宜野湾市の人財である若い学生の力を活かしたまちづくりが提案されました。

その提案を受け、令和2年度より琉球大学と宜野湾市が連携して「学生がデザインするまちづくり講座」を実施しております。

令和2年度からは、高大連携の一環として宜野湾高校にも協力いただき、高校生、大学生、社会人が共にまちづくりを考える講座を実施しました。

令和3年度においても、多様な団体と更なる連携を図り、市民協働のまちづくりを推進していきます。

第7回 授業内容

第7回は、これまでに収集した情報の整理を行いました。

琉球大学の畑中寛先生より、授業計画、科目のテーマ、研究題目へのアプローチ法、本科目の地域課題解決策の考え方の講義が行われました。

畑中寛先生からは以下の内容のお話がありました。

  • 学生がデザインするまちづくり講座のテーマとして、次代を担う若い学生が、宜野湾市の未来を考え、まちづくりを実践することを目指している。
  • 宜野湾市の地域課題を抽出し、解決策を考える際には、地域にある資源を発見し、掛け合わせて解決策を考えてほしい。
  • そこに、宜野湾市の資源である学生の参加・参画の視点も取り入れてほしい。
  • また、なるべく実現性のある解決策を検討してほしい。

その後、受講生はグループに分かれてこれまでに収集した情報の整理を行いました。

受講生からは「他市町村と比較して資源的・立地的にも豊富な宜野湾市はどちらかというとソフトな面(人材・情報発信・仕組み)に課題があるとディスカッションを通して感じた。 表面的な課題の奥に潜む本質的な課題にフォーカスし、持続可能な取り組みが重要と考える。特に若い世代(学生)の目線で、かつ主体的に参画できる(あるいは参画したくなる)ような解決策(取り組み)を目指してアプローチしていきたい」などの感想がありました。

本授業のテーマは「学生が参加したくなるようなまちづくり」です。

この授業の中から、学生と社会人などが協働で取り組む、市民協働のまちが実現していくことを期待しています。

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講義資料

琉球大学公式ホームページ

この記事に関するお問い合わせ先

市民協働課 市民協働係


〒901-2710
沖縄県宜野湾市野嵩1-1-1
電話番号:098-893-4497

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