RSウイルスワクチン(母子免疫ワクチン)について

更新日:2026年03月31日

RSウイルスワクチン予防接種が始まります。

令和8年4月1日から、「妊娠28週0日~妊娠36週6日の妊婦さん」を対象にRSウイルス感染症に対する母子免疫ワクチンの定期接種を実施します。

 

1. RSウイルス感染症とは

 RSウイルスは、「飛沫感染」と「接触感染」で主に呼吸器に感染するウイルスです。
 せきや鼻水のような風邪症状から重い肺炎まで、様々な症状を引き起こします。

 また、RSウイルスは感染力が強く、年齢を問わず何度も感染するため、生まれたばかりの赤ちゃんから高齢者まで、幅広い年齢層で感染するといわれています。

 生まれてから6か月以内の赤ちゃんの免疫は未成熟であり、RSウイルスに感染すると重症化することがあるため注意が必要です。

 生後1歳までに50%以上、2歳までにほぼ100%が初感染するといわれています。早く生まれた赤ちゃん(早産)、生後6か月未満の赤ちゃん、心臓や肺に基礎疾患があるお子さん、免疫不全やダウン症のお子さんは重症化する可能性が高くなります。

 

【RSウイルス感染症の症状】

  ・発熱

  ・鼻水

  ・強い咳

  ・ゼーゼー、ヒューヒューといった喘鳴(ぜんめい)

  ・呼吸困難

 

2. ワクチン接種の効果 ー母子免疫ー

 アボリスボは、RSウイルス感染症を予防するワクチンで、妊娠28週0日~36週6日の妊婦さんが接種することで、母体内で抗体が作られ、その抗体の一部が胎盤やへその緒を通じ、胎児が受け取ります。これを「母子免疫」といい、新生児や乳児を数か月の間、RSウイルスから守る効果が期待されています。

 ※1. 接種後2週間以内に生まれてしまった場合の効果は確認できていません。
  2. 接種後1か月くらいで移行免疫がより高くなるとされています。
  3. 最も重症化しやすい生後6か月間の予防効果が確認されています。

 

3. 定期接種対象者

・妊娠28週0日~36週6日までの間であり、かつ、出産予定日が接種日より15日以上あいている妊婦さん(妊娠毎に1回)

・接種日において宜野湾市民の方

・接種方法:筋肉内注射 0.5ml

・費  用:自己負担なし(全額公費負担)

・接種場所:通院している産婦人科等へお問い合わせください

     ※通院している医療機関等がRSウイルスの予防接種を行っていない場合、
      接種可能な医療機関について現在確認中(確定次第更新予定)

・持 ち 物:1. 妊娠中の赤ちゃんの親子(母子)健康手帳
       2. 予診票
      (※接種希望の医療機関に設置されているもの、
        又は下記予診票をダウンロードしてご使用ください)
       3. マイナ保険証など(本人確認書類)

 

RSウイルス予診票

 

※里帰り先(県外や離島)等で接種をされる方は、市保健相談センター窓口で別途申請(依頼書の発行手続き)が必要となります。当センターへ来所される前に一度ご連絡ください。

 

4. 接種後に注意すること

・接種後一定時間は、注意深い観察が必要です。病院のイスに座るなどして様子をみましょう。

・接種した当日は、安静に過ごしましょう。

・接種した部位を清潔に保ちましょう。また、接種した当日に入浴しても問題ありませんが、体を洗う時に接種部位をこすらないようにしましょう。

・接種部位の変化、接種後の体調の変化に注意しましょう。
(接種部位の異常や体調の変化、高熱、けいれんなどの異常な症状がみられる場合は、速やかに医師の診察を受けてください)

 

5. 副反応について

 主な副反応として、接種部位の疼痛(40.6%)、頭痛(31.0%)、筋肉痛(26.5%)、注射部位の紅斑(こうはん)、腫脹(しゅちょう)等が現れることがあります。

また重大な副反応は下記のとおりです。

【重大な副反応】
重大な副反応 主な自覚症状
ショック 冷汗が出る、めまい、顔面蒼白(そうはく)、
手足が冷たくなる、意識の消失
アナフィラキシー 全身のかゆみ、じんましん、喉のかゆみ、
ふらつき、動悸(どうき)、息苦しい

 

【部位ごと症状】
部位 自覚症状
全身 冷汗が出る、ふらつき
頭部 めまい、意識の消失
顔面 顔面蒼白
口や喉 喉のかゆみ
胸部 動悸、息苦しい
手・足 手足が冷たくなる
皮膚 全身のかゆみ、じんましん

このような重大な症状が現れた場合は、ただちに医師に相談してください。

 

6. 接種不適当者(接種を受けることが適当でない方)

・明らかに発熱している(37.5℃以上)

・重篤な急性疾患にかかっている

・過去にこのワクチンの成分でアナフィラキシーを起こしたことがある

・その他、予防接種を行うことが不適当な状態である

 

7. 接種要注意者(接種の判断に際し注意を要する方)※医師や看護師にご相談下さい

・血小板減少症、凝固障害を有する、抗凝固療法を受けている

・このワクチンの成分に対してアレルギーがある(起こす恐れがある)

・過去に免疫不全の診断がなされている、又は近親者に先天性免疫不全症の方がいる

・心臓血管系疾患、腎臓疾患、肝臓疾患、血液疾患等の基礎疾患がある

・予防接種で接種後2日以内に発熱があった及び全身性発疹等のアレルギーを疑う症状があった

・過去に痙攣の既往歴がある

・腎機能障害、肝機能障害がある

・授乳婦

 

厚生労働省「RSウイルス感染症に対する母子免疫ワクチンの定期接種」

外部サイト

●厚生労働省 RSウイルス感染症

この記事に関するお問い合わせ先

健康増進課 予防係


〒901-2215
沖縄県宜野湾市真栄原1-13-15
電話番号:098-898-5596