市史ってなーに?
市史の仕事
- 宜野湾市の歴史・文化・自然を調べ、市史や報告書などの刊行物にまとめます。
- 行政文書の保管・管理なども行っています。
保存期限の切れた行政文書(歴史的公文書)の収集・整理や、宜野湾関係図書の収集・登録も行っています。 - 写真パネル展などの企画展も開催します。
毎年「慰霊の日」に合わせて展示会を行っています。 - ご依頼があれば、講座なども行っています。
市史編集の沿革
宜野湾市の市史編集事業は、1979(昭和54)年にスタートしました。
翌、1980(昭和55)年の『宜野湾市史』第2巻資料編1・新聞集成1の発刊を皮切りに、2024(令和6)年4月までの間に市史9巻(14冊)、市史別冊4冊、報告書・市(村)報縮刷版12冊、CD・DVD1枚、合計30冊(CD・DVD1枚含む)を刊行してきました。
市史編集の基本的な考え方
宜野湾市の市史編集は、次のような考え方で編集に取り組んでいます。
(1)みなさんの市史
市民の健全な話題の種となり、社会人としての豊かな知性をつちかい、未来に向かって力強く生きるために精神の糧となるような市史を作る。
- 市民が親しみやすい市史
- 市民が誇れる市史
- 市民にとって生きた素材の市史
(2)広い視野に立つ市史
市地域を自己完結的に扱うのではなく、隣接の諸地域はもちろん、中頭郡広くは沖縄県全体の歴史を視野に入れて相互の関連を明らかにするようにつとめる。
- 従来の市町村史(誌)を克服する水準に立つ市史
- 学問的な遺産である市史
(3)市民の生活を記録する市史
内容の上では行政や社会制度にかたよることなく、地域住民の生活と生産及び文化を掘り起こし、詳細に記録する。
- 市民の文化的発展に寄与する市史
(4)市民がつくる市史
市民からの聞き取り調査を重視し、老人会、婦人会、青年会、商工会、区長会(自治会長会)などに全面的な協力を求める。
- 市民の多面的な参画を求めてつくる市史
(5)資料の収集の上に立つ市史
資料の収集を重視し、資料の分析と総合の上に立って市史が書きあげられるようにする。
(6)近現代を重視した市史
将来への展望をも含めて近現代を重視した市史
ただいま取組中の仕事
1985(昭和60)年に、市史5巻「資料編4 民俗」を刊行しました。
そして現在は、この「資料編4 民俗」をもとに、現代の民俗も盛り込んだビジュアル本の編集に取り組んでいます。
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お問い合わせ
宜野湾市立博物館 (宜野湾市教育委員会 教育部)
住所
〒901-2224
沖縄県宜野湾市真志喜1-25-1
連絡先
- 098-870-9317
- ファックス 098-870-9316
更新日:2024年09月06日