今日の文化課 2025年8月

更新日:2025年08月26日

8月26日 【重要!イガルー・シマ文化財教室9月講座について】

イガルー・シマ文化財教室受講生のみなさま、大変重要なお知らせがございます!

個別にてお電話のご連絡もさしあげておりますが、つながらない方もままおりまして、こちらの内容を見て知り合いにも受講生がいらっしゃる場合にはぜひ情報共有お願いいたします。

今月9日に無事第一回目の講座を終え、第二回目の「伊佐バスツアー」に向けて職員一同準備を進めておりましたところ、、

なんとまさかの!市役所のバスが故障という事態に陥ってしまったようで😱

修理を要するために9月いっぱい、もしかすると10月まで利用が不可能だとの通知がありました😭

ということは、、

そうなんです、第二回目で予定をしていた「伊佐バスツアー」は開催延期を余儀なくされ(どうにか中止にはしない方向で進めていきます)、代替案をいろいろ考えた結果、苦渋の決断ながら10月の第三回目に予定していた「伊佐まち歩き」を9月に前倒しで開催させてもらうことになりました。(第四回目以降は外部講師のため調整が不可能なため)

ので、9月のバスツアーをキャンセル待ちされていた方、9月はまち歩きへと変更になるので人数制限はなく、キャンセル待ちせずとも参加可能ですのでぜひご参加の方お願いします。

逆に、10月の講座内容が、予定していた「まち歩き」から「バスツアー」に変更になるか、もしくはまた別の代替案となりますので、まち歩きを楽しみにして頂いていた方はどうぞ9月の参加をお願いいたします。

伊佐に広がる湧水群、伊佐のマーライオン!?、58に建つ山田真山画伯の作品などなどを巡ります😁

↑昭和52年の伊佐近辺

(ここだけの話、まち歩きは当日参加もOKですよ😁)

それから、9月はまだまだ暑さ厳しいので(だからバスを予定していたのに😭)、暑さ対策としていつもより30分早い午前9:30に伊佐区公民館を出発いたします。

9:20分までには公民館に集まっていただけるようお願いします。

9月13日(土曜日) 9:00受付開始 9:30出発 11:00解散予定

服装は歩きやすい服装、できれば運動靴を着用、帽子と飲み物を確実に持参してくださいね😄

この度は急な内容変更に伴い大変なご迷惑をおかけいたします。

その分しっかりと楽しく学べる屋外講座を目指してまいりますので、どうぞよろしくお願いします😄

8月21日 【宜野湾に2800年前の畑跡!? 上原濡原遺跡の清掃】

うりひゃー! 沖縄尚学、夏の甲子園初の決勝進出!

すごい試合でしたね!

ちょうど6回~7回の大逆転劇の攻撃時がお昼休み時間帯だったので、市民会館も歓喜に沸いていました😆

帰ってからのニュースで試合終了の様子まで見て、再度歓喜に浸りたいと思います♪

そうそう、試合時間中はほんと車が走っていなかった🤣 ウチナーンチューやっさー😆

と、そんな本日の我々の業務は、宜野湾上原にあった2800年も前の農耕跡と考えられている「上原濡原(ぬーりばる)遺跡」の清掃、ではないのですが、その上原濡原遺跡の案内モニュメントの清掃でした😁

というのも、実際の濡原遺跡は普天間基地内にあって、フェンスすぐ側に遺跡を説明する案内モニュメントがあるわけなんです。中に入っての見学はできませんが、その分モニュメントには発掘現場の写真や説明文書も多く表示しています。

ただ、モニュメントがある場所が某企業さんの駐車場のスペース内になっていて、なかなか普段目に留まるような場所ではないため、え?こんなとこにあったの?と思う方が大半だと思います😅

いすのき通りにあるユニオン新城店の道向かいあたりになります。

場所はこちら

これを機会に、近くにお寄りの際にはぜひモニュメントまで足を運んで古を感じてみてくださいね♪

8月20日 【引き際が大事、引く側が大事】

去った日曜日、

だいぶ引くことがありました。

人生の中でもなかなかのレベルに入る引き具合でした。

そうなんです、

「真志喜の大綱引き」

にて、綱を思いっきり引いてきたのです🤣

佐喜眞市長もずいぶん引いてました😂

なかには外国人もいて、その様子を見てまた引いてました。

いや、綱をね😆

メーンダカリ、クシンダカリに分かれて2本勝負!

結果は1勝1敗の五分でした😄

昔から変わらぬスタイルで地域に愛され地域で盛り上がる綱引き!

機会があればぜひ参加して地域の伝統に触れあってみてくださいね♪

8月15日 【帰ってきたウルトラーシーサー!】

今朝、ついにアイツが帰ってきました!

約半年ほどの遠征期間!?を経て、日焼けでもしたのかこんなに逞しく真っ黒になって🤣

(↑移動する前のシーサー、色白!?)

ますます凛々しい顔で新しい住処に鎮座完了しました♪

帰ってきたウルトラマンではなく、帰ってきたナカムトゥのシーサー!

お帰り&嬉シーサー😆!(とはいっても、元いた場所から見えるくらいの距離に遠征に行ってたんだけどね😅)

台座も前のより雰囲気が出てますよね♪ シーサーが乗る前はこんな感じ😁

あ、それと!

屋敷の解体を行っているときに、昔々に親類が彫っていたというミニシーサーも出てきたようで、それも並べて座らせたいという話でしたよ♪

こんな可愛らしいのが並ぶかも♪

まだセメントが安定するまでは、触ったりするのではなく目で見て楽しんでくださいね😁

シーサーも皆さんが見に来てくれるのを楽しみにしているはずですよ♪

8月13日 【受講生からのうれしい声、お届けします😁】

イガルー・シマ文化財教室では、毎年毎講座、受講生からアンケートを取らせてもらっていて、受講生にとってより楽しく、より学べる講座となってもらえるよう修正を加えていっております😄

さらに質問項目も設けており、講義内容で気になったこと、疑問に思ったことなども書いてもらい、極力その質問などにも答えていけるよう対応しています😁

そこで、今回第一回講座を終えた時点での受講者からの嬉しい声をいくつか紹介したいと思います😆

【今日の講座を受講して理解が深まった部分あれば教えてください】

・伊佐のなりたち、歴史がかけ足ながらに分かった。

・全然知らない伊佐だったが、佐阿天橋やヌバタキ遺跡の位置関係が分かった。

・地形が集落の歴史を作るにあたって大きな影響を及ぼしていることを知った。

・かつての集落がどこにあって、どう移動してきたのかが分かった。

【感想】

・資料が充実していて大変参考になりました。ありがとうございます。

・少し学術的な話が多かったが、地域の歴史について深く学べました。

・家に帰ってからゆっくり勉強しなおしたい。

・印部石、方西海道、行政区域、新発見でした。

・自分の住む場所の歴史がわかりとても興味を持って聞けました。もっと知りたい。

・県外より転居してきたので興味深く講習を聞かせてもらいました。

・今日の感想ではないですが、文化課さんのHP、非常に楽しく拝見しています。これからも頑張って更新してください。(うれCー😆)

【質問】

・普天満宮の並松(始点から終点)が地図上で知りたい。

・土地をとりあげられる前の伊佐浜はどんな地域だったのでしょうか? 人口、産業、暮らし。伊佐浜の人は、とりあげられた後どこに住んだのですか?

・ケレンケレンガマには何人くらいの人が避難壕として避難したのですか。

 

というような内容のお声を頂きました~😄

いかに熱心に受講されていたのかがよく分かりますよね♪ 

また、どうやってこちらの講座を知りましたか?という質問には、約20%の方がHP、SNSと答えてくれていて、日々の発信が少しは役に立っているんだな😆 と嬉しくなりました♪

いただいた質問の回答に関しては、次回の講座までに準備してお答えします😁

こちらのウェブの方でも可能な限りお伝えしますね♪

それよりも次回参加したくなった!と思ってもらえた方は、ぜひ第三回目以降の講座にご参加くださいね😄

共にジノーンラブを深めていきましょう~!

8月12日 【大盛況!第一回イガルー・シマ文化財教室開催しました!】

去った土曜日、待ちに待った「イガルー・シマ文化財教室〈伊佐編〉」の第一回講座開催となりましたー😆

ありがたいことに、予定通りに大勢の参加者がいらっしゃってくれて、予想通りに職員はてんてこ舞いの対応となってしまいました😅

それでもどうにかこうにかトラブルもなく運営できたと思っていますので、

次回以降はよりスムーズに運べるかと思います♪

今回は第一回目の講座ということで、開校式、教育部長の挨拶に始まり、文化課仲村係長を講師として「宜野湾市」と「伊佐区」のおおまかな概要、特徴、歴史文化などなどを紹介しました。

戦前の伊佐集落の屋号図であったり、航空写真から見る伊佐の遷り変わりの様子、埋め立てに至る経緯などなど、皆さん熱心に聴いてらっしゃいました😃

受講生の比率で見るとやはり「伊佐区在住者」が最も多かったのですが、その他市内各地はもちろん、市外からの参加者もいらっしゃって「伊佐区」への関心の高さが窺えましたよ😄

次回の第二回目は伊佐の文化財を見て周るツアーになっております♪

バスに乗っての見学になるので定員がしっかり決まってしまっており、キャンセル待ちも多数いらっしゃるので、当日受付および追加受付は申し訳ありませんがお受けできない状況となっております。

ご了承のほどよろしくお願いします。

第三回目以降は、また追加での参加も可能になることもあると思いますので、今回参加したかったのにできなかった、こういう講座があるなら参加したい!と思ってくれた方は、ご連絡のほうお待ちしていますね😁

また第二回目以降も順次報告してまいりまーす!

8月8日 【いよいよ明日!イガルー・シマ文化財教室開校です!】

いよいよ明日8月9日から、約半年をかけて開催する「令和7年度 イガルー・シマ文化財教室〈伊佐編〉」がスタートします!

受講される方々、最後までよろしくお願いします😄

嬉しいことに今年度は例年の1.5倍ほどの応募がありまして、会場に入りきるのか!? テーブルや椅子は足りるのか!? 駐車場のスペース大丈夫か!? と多少ドキドキのチムドンドンやらチムワサワサもしています😅

この規模は初の試みなので、期間中至らない点も出てくるかもしれませんが、実のある教室を開いていきますので、ご理解・ご協力のほどよろしくお願いします♪

さて、なかでも一番気になっていたのは駐車場問題なのですが、伊佐区の皆さんは「ゆいまーる(助け合い)」の精神がとてもお強いようで😃

公民館お近くのいくつかの事業所さんが、ご厚意で駐車スペースをご提供して頂けるとのことなんです😭 いっぺーにふぇーでーびるボディービル💪!

ですので、おそらく十分に駐車できると思いますので、安全運転で余裕を持っていらしてください。

宜野湾バイパスから向かうよりは、58号線の伊佐浜交差点(伊佐交差点ではないですよ)を西側(米軍フェンスの逆方面)に向かい、宜野湾バイパスを越えて法務局が左手に見えたら左折(橋を渡る)、法務局の一つ後ろが伊佐区公民館となっています。

グーグルマップではこちら

駐車場案内係がおりますが、第二、第三駐車場(とても近い!)へ誘導された際には、お手数ですがご協力のほどよろしくお願いしますね😄

明日から「伊佐区」のことを深く学んでいきます。その中でいろいろと今まで見えていなかった歴史が見えてくると思うのですが、公民館の敷地内にも伊佐の歴史ゆえという建造物、香炉などを見ることができます。

また、昔の伊佐の集落図なども設置されていますので、期間中学びを重ねながら、

ぜひ公民館の敷地内も散歩してみてくださいね😀

8月7日 【宜野湾市でグスク巡りは可能なのか!?県外からのお問合せ】

昨日に引き続き、もう一件県外からの嬉しいお問合せを紹介😄

先月頭に、一通のお手紙がとある県外某市から宜野湾市文化課宛に届きました。

読むと、ものすごく丁寧なお言葉遣いで、概ねこのような内容が書かれていました。

投函者さんの住んでらっしゃる市内には、沖縄県出身者も多く住んでおられるようで、沖縄の県土風情の話などを聞くうちに深い興味を持ち、6年前からたびたび沖縄を訪れてはグスク巡りをされていらっしゃるよう。

そこで、次回のグスク巡り計画として宜野湾市を候補に挙げているので、市役所を拠点にした場合どのようなルートでどのようなグスク巡りが可能か教えていただきたい。

とのことでした。

これまた嬉しいお知らせですよね~😄

ぜひ!我々でお役に立てることあれば!と力強く言いたいところなのですが、、

宜野湾市民の皆様はご存じのように、

宜野湾市内には、県外の方がイメージするような、「首里城」とか、「今帰仁城」とか、「中城城」とかね、

あのような壮大なスケールの、要塞感バリバリのいわゆる「グスク」という「グスク」は存在しておりませぬ😅

もしかすると「宜野湾間切」が他の間切に比べて若い間切で(1671年創設)、それ以前は浦添城のある浦添間切、中城城のある中城間切、北谷城のある北谷間切の3つに属していたことから、あえて大きなグスクを要さなかったのかもしれない、とも考えられます。

ただ、全く無いというわけでもなく、

今はその様子を完全に失ってしまった「喜友名グスク」がかつてはありました。現在開発真最中の「西普天間住宅地区」のあたりです。

また、伝承に残る「我如古グスク」も存在していたと伝わっています。現在は墓地となっています。

それから、他にも「グスク」と付く史跡には、大謝名の「黄金森グスク」、嘉数の「ウィーグスク」、「ウチグスク」などもあります。ただ、これらは前述した「城」的なグスクではなく「御嶽」的な要素のグスクだったのではないかとも考えられます。

なので、もしかすると貴殿のご期待に沿えるようなグスク巡りとはならないかもしれませんが、ぜひ宜野湾市の歴史文化に触れていただけると嬉しいです。

というような内容を、もちろんもう少し丁寧な言葉で😅 史跡マップも添付して返信させていただきました。

読んで残念がらないといいなーと思いつつも、逆に考えれば、それだけ特殊な歴史文化を持つことも「宜野湾市」の魅力の一つになり得るのかもしれませんよね♪

今後もジノーンラブでPRしていきましょう😄

8月6日 【県外からも捜索願い!?ナカムトゥーのシーサーは何処へ!?】

ちょっと前の事案ですが、県外から沖縄に観光にいらしていた方から市の広報課にこのようなお問合せを頂いていました。


・投稿内容

大阪から沖縄に観光に行きました。前もってグーグルマップで何か面白い物ないかと探してたら喜友名の石獅子群が目にとまり6/16に行きました。バス停から歩いて"なかぐすくへのみち"って案内通りに行けば効率よく石獅子に会えると思ったら2つ目の"ナカムトゥ前のシーサー"がいませんでした。工事してたみたいでしたのでどこかに移動したのでしょうか?

・回答

ナカムトゥ前のシーサーが元設置されていた場所のお宅(屋号仲本)が新築建替えのために、一時的にすぐ近くの「ヒージャーグーフー(獅子ではないが、厄除けのためのものであるとの伝承があります)」の敷地内に移動しています。建て替えが完了次第、また元の位置に戻すことになっています。

■現在いる場所はこちらです↓

https://maps.app.goo.gl/FqwFjBL12x5J8Tzx9

・問い合わせ

教育委員会 文化課 098-893-4430


という内容でした。

せっかく県外からいらしてもらって、宜野湾市の喜友名石獅子群に興味を持ってもらっていたのに、ちょうどナカムトゥーメーのシーサーの元いた敷地が住居新築建替えのため、一時的に移動している時期に当たっていたんです😢

(↑以前には、うり!ひんぎろーとしてかちまっちょん🤣!というネタもあげていて)

実はすぐ近くの「ヒージャーグーフー(七体のシーサーの一体ではないが同じく厄除けと伝わる)」のいる敷地内に、一時的に二体並んで鎮座していて、これはこれでかなりレアペアシーサーの姿なのですが😅

(右奥の石像がヒージャーグーフー)

とりあえず文化課のページおよびSNSなどでは発信してはおりましたが、、周知パワー及ばずで申し訳なく思っております。

もし7体中6体は探せていたとすれば、より残念だったかと思われますよね。

ぜひ、次回リベンジしてもらえることを期待しています!

その際にはよければ文化課へもお声掛けいただいて、より詳しいご説明をさせてもらえればと思います😃

それと、こちらのナカムトゥーメーのシーサーは近々ついに元の位置に戻るらシーサー🤣 なので、ヒージャーグーフーとのレアツーショットが見れるのも残り僅かかもしれません!

しつこいようですが、夏休みの宿題などの絵画コンクール題材にもいかがでしょう!?

復興首里城と同じく!今しか観れない、今しか描けない指定文化財のレアな姿ですよ😁 (先生方も大らかな目で対応お願いします😅)

8月5日 【美底山御嶽に敬けんな参拝者現る アーマン】

前回の文化財パトロール時、

大山貝塚(美底山御嶽)にて、敬虔な姿で祠に向かい拝みをされている何者かがいました🙏

祠に向かいアーメンと囁いているのでしょうか。

ん?おかしいな、足の数が多いぞ!? ん?手なのか!? 10本くらいあるぞ!?

近づいてみると、、

あげ!チミは「オカヤドカリ」じゃないか!(ムラサキオカヤドカリかな?)

「アーメン」ならぬ「アーマン」やさに🤣!

沖縄言葉で「ヤドカリ」のことを「アーマン」「アマン」といいます😁

しかし、しにまぎかった(大きかった)!

おそらくその大きさゆえに、普通の貝殻では収まりきらずマイマイの殻を背負ってるやっし😂

ちなみにですが、近年密猟事件としてニュースにもなるので知っている方も多いと思いますが、こちらの「オカヤドカリ」君は日本の「天然記念物」に指定されています。

ので、勝手に持ち帰ったりすることなどは禁じられていますよ🫡

海辺にいるあのちっちゃいヤドカリも同じです。

しかしなんでこんな山の中にいたんだろう😅。

人目に触れず海から歩いてきたのかね🫣

いや、もしかすると海とつながる洞窟があって、その中を歩いてきたのかもしれないね😁

アーメン、あらん、すごいぜアーマン!