普天間飛行場発掘調査、リスタート!
はじめまして!宜野湾市文化課のブログ担当Mです。
これから普天間飛行場に関する様々な情報を、皆さんにわかりやすくお伝えしていきたいと思いますので、よろしくお願いします😊。
普天間飛行場の「地面の下」
宜野湾の中心部に位置する普天間飛行場。実はそのフェンスの内側には私たちの街の貴重な歴史が眠っていることをご存知でしょうか?
宜野湾市では平成13年度(2001年)から平成25年度(2013年)まで、滑走路以外のエリアを対象に予備調査を実施してきました。
そもそも「調査」とは何をするのでしょうか🔍
予備調査は大きく分けて「表面踏査」、「試掘調査」と「範囲確認調査」がありますが…少し聞きなれない言葉ですね🤐。
表面踏査
地表を歩いて回り、土の色の変化や落ちている遺物の破片などを探して、遺跡の状況を確認する調査のことです。
例えば、平成16年度に調査した、近世から近代頃の遺跡と考えられている「宜野湾・神山シリガーラ流域古墓群」の表面踏査では122基ものお墓が発見されました!
あとは、平成25年度に調査した「赤道シキロー流域古墓群」では、計28基の墓のほか、印部土手石、湧泉の跡、集石遺構(石がたくさん集められた場所)などが確認されました。
📌ちなみに「古墓群」とは、昔の墓地のことです。
「印部土手石」もあまり知られていないかもしれませんが、また次の機会にご紹介します🫡。
赤道シキロー流域古墓群 西8-1号墓(2014年3月20日)
赤道シキロー流域古墓群 西9号墓(2014年3月28日)
赤道シキロー流域古墓群の集石(2014年3月28日)
赤道シキロー流域古墓群の作業風景(2014年3月10日)
神山シリガーラ流域古墓群の27・28正面(2005年10月14日)
試掘調査
実際遺跡があるかどうかを確認するために、地面を掘って確かめる調査のことです。
宜野湾市では、普天間飛行場内において平成22年度(2010年)までに、822箇所で試掘調査を実施してきました!
H22年度試掘調査(2011年2月21日)
H22年度試掘調査(2011年2月25日)
範囲確認調査
それぞれの遺跡がどこまで広がっているのか(範囲)、どのような特徴があるのか(性格)をより詳しく調べることです。
試掘調査と並行して平成14年度(2002年)から範囲確認調査を実施してきました。
H19年度神山同原遺跡の範囲確認調査風景(2007年10月15日)
皆さんがイメージする「発掘作業」の姿は、まさにこれです!👆
現在までに確認された遺跡は「103件」!⚱️
この調査の結果、普天間飛行場内には合計103件もの遺跡が確認されています。
中には昔の集落があったことを示すガマ(洞穴)や、カー(泉)、ウブガー(産泉)など、当時の人々の暮らしが目に浮かぶような場所が数多く残されています。これらは宜野湾市にとって、とても大切な歴史の財産です。
調査は次のステップへ⏩
平成27年度(2015年)に返還された西普天間住宅地区(旧キャンプ瑞慶覧)の跡地利用を最優先で進めるため、飛行場内部の調査は一時中断していました。
ですが、いよいよ令和6年度から調査が再開しました!
私たちの足元に広がる歴史のロマン、これから少しずつ皆さんにご紹介していければと思います。
次回の更新もお楽しみに!
この記事に関するお問い合わせ先
文化課 文化財保護係
〒901-2203
沖縄県宜野湾市野嵩1-1-2
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更新日:2026年02月24日