熱中症に注意しましょう

更新日:2025年05月01日

熱中症について

 熱中症とは、温度や湿度が高い中で、体内の水分や塩分(ナトリウムなど)のバランスが崩れ、体温の調節機能が働かなくなり、体温上昇、めまい、体のだるさ、ひどいときには、けいれんや意識の異常など、様々な障害を起こす症状のことです。

年間約4万人以上が熱中症で救急搬送されています。梅雨が明け、気温が上昇してきているので、熱中症になる人が増えることが予想されます。

 
家の中でじっとしていても室温や湿度が高いために、体から熱が逃げにくく熱中症になる場合がありますので、注意が必要です。

小さなお子さんや高齢者は、体温の調整機能が成人に比べると弱い傾向にあるので、特に注意してください。

【症状】

・めまい、立ちくらみ、こむら返り、手足のしびれ

・頭痛、吐き気、体がだるい、判断力の低下

・意識障害、けいれん、運動障害、体温上昇など

【予防対策】

・こまめな水分、塩分補給

・部屋の温度に注意し、エアコンや扇風機を上手に使いましょう。

・屋内外を問わず、運動や作業時にはこまめに休憩時間を設けましょう。

【応急手当】

・涼しい場所へ移動し、水分、塩分補給を行う。おう吐の際は、誤嚥の危険があるため無理な摂取は控えましょう。

・衣服を緩め熱を逃がす、水を浴びる、風を送る等、体温を下げる工夫をしましょう。

・氷嚢やアイスパックなどで、首の周り、脇の下、太ももの付け根などを冷やす。

意識障害(受答えや会話がおかしい)、けいれん、運動障害(普段通りに歩けないなど)など、症状が重症の場合は、救急車を要請し、応急手当を行ってください。

この記事に関するお問い合わせ先

警防課 救急救助係


〒901-2203
沖縄県宜野湾市野嵩677
電話番号:098-896-2548

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