火災について

更新日:2020年06月30日

火災の主な原因

主な火災原因は、上位から順に放火・たばこ・コンロ・たき火となっている。
たばこによる出火は喫煙率の低下に伴い平成8年から減少傾向にあるが、死者の発生した建物火災の出火原因では、タバコが上位となっている。

火災の対策

1放火

  • 周囲に燃えやすいものを置かない。
  • 物置・倉庫・車庫には鍵をかける。
  • 建物や駐車場の周辺を明るくする。
  • ゴミは、決められた日に出す。

2コンロ

  • コンロの周りに燃えやすいものを置かない。
  • その場を離れるときは、必ず火を消す。
  • コンロを使用しないときは元栓を閉める。

3たばこ

  • 灰皿の火は完全に消す。
  • 吸殻は安全な容器に捨てる。
  • 寝たばこはしない。

4ストーブ

  • ストーブをカーテン等に近づけない。
  • 洗濯物をストーブの上に干さない。
  • 石油ストーブは確実に火が消えてから給油する

5火遊び

  • 子供の手の届くところにマッチやライターを置かない。
  • 子供だけの花火はさせない。

6たき火

  • 風の強いときは、たき火をしない。
  • たき火が終わったら、水をかけて完全に消す。

火災時の適切な消火方法

消火方法は、火の原因によっても違います。
何でも水をかければ、火が消えるわけではありません。
適切な消火方法を学びましょう。

1油の消火方法

 てんぷらナベなど、油に火がついているときには、水をかけるのはいけません。逆に、火が散ってしまいます。そこで、まずは落ち着いてコンロの元栓を締めましょう。そして、大きな布などをナベに、かぶせましょう。そうすることで、酸素が遮断されるので、油の火が消えます。また、消火器を使っての消火も効果的です。その場合には、てんぷらナベをひっくり返さないように、気をつけましょう。

2電化製品の消火方法

 電気ストーブなど、電化製品が火災を起こしている時には、まずはコンセントを抜きましょう。それが、不可能な時には、ブレーカーを落としましょう。電気を止めてから消火しないと、水をかけた際に感電する恐れがあります。
 消火器による消化の場合にも、同じようにブレーカーを落としてから消火しましょう。

3衣類の消火方法

 衣類に火がついてしまった場合には、どうしたらいいのでしょうか?
 そもそも、化学繊維などは火が引火しやすいので、台所での仕事など火を扱う時には身につけないようにしましょう。
 では、衣類に火がついたときには、まず、近くに水があるときには頭から水をかぶりましょう。近くに水がないときには、地面に火がついている部分を下にして、寝転がって消しましょう。火の部分への酸素をなくすように、ごろごろと転がって、火を消しましょう。とにかく、自分の身体に火がついたときにはあせってしまうので、あせらないようにすることが大切です。

4焚き火の消火方法

 焚き火が、燃え広がった時の消火方法は、焚き火の中心だけでなく、周囲を囲むように水をまくことです。燃え広がるものがなければ、それ以上火も大きくなりませんので、ゆっくりと消火に取り組むことができます。
 焚き火から建物への延焼が特に怖いので、それを断ち切りましょう。周囲を水で、濡らした後、火の中心部を消しましょう。

5カーテンの消火方法

 カーテンは、燃えやすいものです。火がつくとあっという間に天井まで、火がまわってしまいます。なので、カーテンの火は急いで消す必要があります。
 消火が間に合わない時には、天井への燃え移りを防ぐために、カーテンを引きちぎってしまう方法もあります。また、消火器で消火する時には、天井へ燃え移らないように、上のほうから消していきましょう。
 カーテンに、難燃性の素材を使うことも、予防方法で考える必要があるでしょう。

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