禁煙で健康に!

更新日:2025年04月18日

世界禁煙デー

毎年5月31日は「世界禁煙デー」(WHO)、5月31日~6月6日は禁煙週間(厚生労働省)です。

たばこには様々な形態があり、世界の各地で用いられています。火をつけるつけないにかかわらず、ニコチン及び発がん性物質に曝露されるという点で、すべてのたばこには健康影響の懸念があります。

たばこの害は喫煙者のみならず、周囲の人々(受動喫煙者)の健康にも及ぶことがわかっています。

みんなで禁煙を考えて、行動していきませんか?

 

喫煙者の健康への影響

喫煙はがんをはじめ、脳卒中や虚血性心疾患などの循環器疾患、慢性閉塞性肺疾患(COPD)や結核などの呼吸器疾患、2型糖尿病、歯周病など、多くの病気と関係しており、予防できる最大の死亡原因であることがわかっています。
また、喫煙を始める年齢が若いほど、がんや循環器疾患のリスクを高めるだけでなく、総死亡率が高くなることもわかっています。

受動喫煙 – たばこを吸わない人への影響

喫煙者が吸っている煙だけではなくタバコから立ち昇る煙や喫煙者が吐き出す煙にも、ニコチンやタールはもちろん多くの有害物質が含まれています。本人は喫煙しなくても身の回りのたばこの煙を吸わされてしまうことを受動喫煙と言います。

喫煙と生活習慣病

女性の喫煙・受動喫煙の状況と、妊娠出産などへの影響

女性の喫煙による妊娠出産への影響として、早産、低出生体重・胎児発育遅延などが挙げられます。また生殖能力低下、子宮外妊娠、常位胎盤早期剥離、前置胎盤を引き起こす可能性が指摘されています。さらに、妊娠中においては、妊婦本人の喫煙(能動喫煙)だけでなく受動喫煙であっても、乳幼児突然死症候群(SIDS: Sudden Infant Death Syndrome)の要因となることが確実視されています。

たばこ・受動喫煙対策(沖縄県)

2020年4月、改正健康増進法が全面施行されました。

これにより、多くの施設が「原則屋内禁煙」となっています。

詳しくは厚生労働省特設サイトをご覧ください。(下記のバナーをクリック)

なくそう!望まない受動喫煙

なくそう!望まない受動喫煙 マナーからルールへ (厚生労働省)

禁煙をはじめましょう!

長年たばこを吸っていても、禁煙するのに遅すぎることはありません。

禁煙は、病気の有無を問わず健康改善効果が期待できるので、病気の予防だけでなく、すでに病気を持った方においてもまず取り組むべき課題です。

禁煙による健康改善は若年で禁煙するほど効果はありますが、何歳であっても遅すぎることはないので、いますぐ始めましょう!

禁煙の効果<健康改善>

禁煙するとニコチン切れで「イライラ」することがなくなったり、顔色や胃の調子が良くなったり目覚めがさわやかになるなど、日常生活の中で実感できる色々な効果があります。

禁煙治療

禁煙したいと思っても、自力での禁煙はなかなか難しい…
そんな方、 まずは医療機関にご相談してみませんか!

たばこに関する統計やリスク、対策など最新の情報を見ることができます。

この記事に関するお問い合わせ先

健康増進課 健康推進係


〒901-2215
沖縄県宜野湾市真栄原1-13-15
電話番号:098-898-5597

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