学生がデザインするまちづくり 第5回ニュースレター

更新日:2020年11月19日

タイトル

第5回授業内容

第5、6回の授業は、フィールドワークでした。市立博物館の平敷館長の案内で普天間地域のまち歩きを行いました。

 

今回のフィールドワークは、実際に普天間地区を歩いて回り、昔の普天間と現在のまちなみを比較しながら、まちの課題や可能性を見つけることが目的です。

 

まず、ヒルズ通りを通って国指定文化財の喜友名泉(ちゅんなーがー)に向かいました。2015年に「でいご通り」から「ヒルズ通り」に名称が変更された経緯などを聞いた後、様々なカフェや雑貨屋さんなどが立地する、おしゃれな街並みを眺めながら喜友名泉に向かいました。

 

その後、カフェユニゾンで昼食をとりながら、オーナーの三枝克之さんからお話を伺いました。カフェユニゾンのコンセプトや、県の子ども未来協力店として行っている弁当配食の活動、地域との関わり、まちづくりなど(地域の中へ店のほうから出向いていくキッチンカー、沖縄の市場文化の見直し、台湾の夜市の沖縄版)様々なお話を伺いました。

 

その後、普天間地区を歩きました。昔の地図や写真などの資料を基に、現在の街並みと比較しながら歩きました。

すずらん通り、万年通り、局前通り、公設市場通り、宜野湾市役所跡(サンフティーマ)などを通って、山田真山伯の平和記念像原型アトリエ(摩文仁にある平和記念像の原型が保管されている)を見学しました。

 

最後に、近年は観光名所にもなっている普天満宮に戻り、琉球石灰岩層に形成され全長280mの洞穴を見学しました。

 

フィールドワークでは、かつて栄えた普天間と現在の街並みから、活性化のヒントを探ります。 

フィールドワークを終えて、グループで感想や地域活性化のためのアイデアを頂きました。

受講生からは「普天間地区は歩ける面積なので歩くイベントを開催する。」「当時、普天間が栄えていたころの写真パネルを展示して普天間のことを知ってもらう。」「普天間朝市や夜市などを定期的に行う。」「フィールドワークで歩いて昔の面影を感じた。」「外見は古くても中がおしゃれなお店も多かった。」「飲食店が多く、宜野湾市の特産品スイーツを出したらいい。」「宜野湾市には、住宅が多い。ヒルズ通りは歩いている人が少なかった。まずは、地元の人たちに良さを知ってもらう。YouTubeなどを活用して情報発信する。」などの意見が出ました。

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本授業には、高大連携の一環として3名の宜野湾高校生が参加しています。

高大連携とは、高等学校と大学との円滑な接続が一層重要となっていることから、地域交流を通じた教育研究の活性化と県立高等学校における教育活動を活性化することを目的としています。

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講義資料

この記事に関するお問い合わせ先

市民協働課 市民協働係


〒901-2710
沖縄県宜野湾市野嵩1-1-1
電話番号:098-893-4497

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