令和3年度 宜野湾市地域コーディネーター養成講座 第3回講座レポート

更新日:2021年09月14日

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1.宜野湾市地域コーディネーター養成講座 第3回講座開催概要

テーマ:自然と文化の繋がり

日時:8月29日(日曜日)13:00~17:00

場所:オンライン(zoom)

8月29日(日曜日)地域コーディネーター養成講座の第3回講座が、オンラインで開催されました。今回の講座では、市の地域資源を学び、魅力を生かした地域課題解決を考える中で、考察力を養うことを目的としています。講座には、高校生、学校関係者、NPO、学生や地域で活動されている方など約30名が参加しました。

本講座は、地域で活動する人材や、地域の多様な人や組織、力、資源をつなぐ人材を発掘・育成することを目的に実施しています。主催は宜野湾市、市教育委員会、市社会福祉協議会の3者が連携して行い、NPO法人沖縄NGOセンターの企画運営で開催しています。

2.講座プログラム

アイスブレイク

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zoomのアンケート機能やチャットを使って、全員でクイズを楽しみました。

  • 宜野湾市の人口は?
  • 宜野湾市を1周は何キロ?
  • 宜野湾市沖のダイビングスポットは何か所?

などなど。

 

宜野湾市の文化から学ぶ“色んな角度から物事を考察する方法”

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宜野湾市立博物館の平敷兼哉氏をお招きして、市立博物館の取り組みや、いろんな角度から物事を考察する方法について、お話を頂きました。

  • 宜野湾市立博物館では、多様なテーマで宜野湾市あゆみをつづる市史編集を行っています。その市史を活かしながら、展示や講座などを行っています。
  • 博物館の取り組みとして、市民講座、小学5,6年生を対象としたわらば~体験じゅく、社会科見学、出前講座、地域講座の協力などを行っています。宜野湾市の歴史文化を学ぶ機会の提供を行っています。
  • 地域はさまざまな要素で構成されています。歴史、民俗、考古、地質、産業、交通など多角的な視点で観察する必要があります。
  • 講座を作る際には、どう多角的、視覚的に見せるかを大切にしています。

 

アクティビティ1 キーワードを使って名所を説明!

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続いて宜野湾市にある森川公園の映像を見た後、簡単なアクティビティをしました。、 小学生に説明するという想定で、決められたキーワードを使って、森川公園をどのように説明をするかを、グループで考えました。

各グループから、様々なアイデアが出てきました。

・スタンプラリーを設置して、子供たちが森川公園に興味を持つようにする

・ドローンを活用して、鳥になった気持ちで公園を見てみる

・自分の実体験などを踏まえながら、公園の自然について伝えることもできるのではないか

・鳥のこえなど五感を刺激する場所なので音楽会などを開くことも可能ではないか?

市の観光資源の魅力と展望

観光振興協会の高江洲義之事務局長をお招きして、宜野湾市の観光について話していただきました。

 

・宜野湾市の特徴は都会と自然がうまく共存していることです。

・観光は沖縄の基幹産業になっており、宜野湾市でも34年前に観光都市宣言をしています。

・宜野湾のサンゴは本島でも有数の豊かさであり、綺麗な湧き水に関係があると考えています。

・大山から海に流れ出る湧き水の量は、一日当たり25mプール約35杯分にあたります。

・陸も海も豊かにする、という視点が必要です。

・都市型観光にダイビングをを組み合わせる観光スタイルを目指しています。

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宜野湾の海の魅力

ぎのわんマリン協会会長の佐藤太一さんに、宜野湾マリン支援センターの施設概要とこれまでの歩み、宜野湾マリン協会について話していただきました。

 

・マリン支援センターは、海の情報発信や体験学習、研修室・プールの貸出などを行っています。

・施設の認知度が低いことや宜野湾の海を活用できていないことが課題でした。

・これまでに地域貢献活動や新しいイベント等を行いました。

・今後は宜野湾の海の魅力を県内外に伝えていきたいです。

・宜野湾の海のルールをつくり、素晴らしい自然環境を次世代につないでいきたいです。

 

アクティビティ2 市に遊びに来た人が楽しめる企画を考える

続いてのアクティビティは「宜野湾市に遊びに来た人が楽しめる企画を考える」ことです。

グループに分かれて、以下の3つの条件で企画を考えました。

1 企画の中に宜野湾マリン支援センター、森川公園(又は博物館)を含める

2 企画の所要時間は2~4時間とする

3 対象は市外から遊びに来た親子とする

 

各グループから自由な発想で企画を提案してくれました。

・森川公園とマリン支援センターをつなぐシャトルバスを設ける

・スタンプラリーなどで各スポットを巡る。

・マリン支援センターにミニミニ水族館をつくる。

・森川公園にてテントを張り、キャンプを行う。

など、面白いアイデアが出てきました。

参加者からのコメント

・地域資源の活用がとても参考になりました。色んな見方があって面白かったです。

・身近にある施設について知らないことがたくさんありました。大人も子供も親近感を持ち学べる機会を作れたら良いと思いました。

・文化と自然と観光は別々ではなく一体で考えるものだなと改めて思いました。

 

次回講座の案内  第4回「農業と食の繋がり」

次回のテーマは、農業と食のつながりです。次回もお楽しみに。

日時:9月12日(日曜日) 13:00−17:00

場所:オンライン(zoom)

内容:実践型ワークショップ3
•「大山田芋畑探訪」 サンキューファーム:宮城優氏
•「生産者と消費者の繋がり」 ハッピーモア市場:大湾絵梨子氏

 

問合せ先:宜野湾市市民協働推進課市民協働係098-893-4411(内線2222)
     沖縄NGOセンター 098-892-4758

この記事に関するお問い合わせ先

市民協働課 市民協働係


〒901-2710
沖縄県宜野湾市野嵩1-1-1
電話番号:098-893-4497

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