宜野湾市 CKD(慢性腎臓病)・糖尿病性腎臓病対策 じのーん(腎)プロジェクト
じのーん腎プロジェクトとは?

宜野湾市では、市民の腎臓を守り、新たに人工透析が導入される方を一人でも減らしていくため、「かかりつけ医(CKD登録医)と腎臓を専門に診ている医師(腎臓診療医)が連携してCKD(慢性腎臓病)の患者さんを診療する仕組み」を作りました。
本取組は、宜野湾市、中部地区医師会、全国保険協会沖縄支部(協会けんぽ)の3者で連携協定を結び、医療・行政・保険者連携により、慢性腎臓病の方が悪化しない取組を推進します。

3者連携協定式の様子(令和6年1月25日)

さらに、宜野湾市では「Go!Go!とくとく特定健診キャンペーン」を実施し、国保特定健診受診率向上対策を強化しています。健診結果より、医療受診案内、食事・運動など生活習慣の改善をサポートいたします。
このプロジェクトは、重症化を予防するだけではなく、国保の医療費抑制にもつながります。
CKD(シーケーディ―)ってどんな病気?
CKD(慢性腎臓病)は「腎臓の機能の低下やたんぱく尿など、腎臓の異常が続いている状態」のことで、放っておくと人工透析が必要となることがあり、新たな国民病として注目されています。
CKDは「糖尿病」「高血圧」「腎炎」など様々な原因によって起こりますが、近年は中でも「メタボリックシンドローム」や「糖尿病」など生活習慣病によるCKDが増加しています。
市民の腎臓を守るために・・・
腎臓は自覚症状が乏しく、初期はほとんど症状がないため、体のむくみや貧血など症状が現れた時には腎臓病が既に進行しているケースも少なくありません。
生活習慣病を放置すると、CKDが進行するばかりでなく、脳梗塞や心筋梗塞といった病気を起こしやすくなることもわかっています。
特定健診や職場健診で、腎臓の機能を確認することが可能です。是非、「年に一度の健診」で、健康確認・生活習慣を見直しましょう!
宜野湾市CKD病診連携システムとは?
宜野湾市CKD・糖尿病性腎臓病対策では、身近なかかりつけ医である「CKD登録医」と腎臓を専門に診療している「腎臓診療医」が連携して患者の治療にあたるシステムです。
かかりつけ医(CKD登録医)は、患者さんの腎臓の機能低下が疑われる時期から腎臓診療医の「2人の医師が市民の腎臓サポート」をすることで、人工透析導入の予防・遅延につなげます。

宜野湾市じのーん腎プロジェクトNEWSLETTER
宜野湾市CKD対策の取り組み情報をご報告するため、NEWSLETTERを発行します。
この記事に関するお問い合わせ先
健康増進課 健診指導係
〒901-2215
沖縄県宜野湾市真栄原1-13-15
電話番号:098-898-5598
更新日:2025年03月31日