しっかり食べよう!朝ごはん!

更新日:2024年04月09日

朝ごはんは1日の元気の源です。朝ごはんをとらないと、エネルギー不足で集中力がなくなったり、疲れたり、イライラしたりするなどの影響があります。また、朝食抜きの習慣は生活習慣病のリスクを高めてしまいます。

私たちのカラダには「体内時計」という機能があり、24時間よりも若干長い(少数ですが短い人もいます)周期で生体リズムを刻んでいます。1日は24時間なので、このズレを調整する必要がありますが、朝日を浴びて、朝食を食べることで体内時計がリセットされ、一日の生活リズムが整います。朝・昼・夕の食事の時間を中心に生活リズムを整えることが大事です。

朝食を食べ、脳とカラダをしっかりと目覚めさせ、元気に一日をスタートさせましょう。

朝ごはんの効果

1.脳のエネルギー源になる

脳は寝ている間も活動し、エネルギー源であるブドウ糖を消費しています。朝ごはんを食べないと脳のエネルギー不足で集中力や記憶力も低下してしまいます。

2.体温を上げ、基礎代謝を向上させる

朝食をとると、体内のさまざまな器官が活動を始めて熱を発するため、睡眠時に下がった体温を上昇させます。また、代謝が向上し太りにくいカラダになります。

3.腸を刺激し、排便を促す

便秘の予防には、食物繊維の摂取を心がけるほか、朝ごはんを食べて規則正しい食生活を心がけることが大切です。朝ごはんを食べることによって、腸のぜん動運動が活発になり排便が促されます。

4.体内リズムを整える

朝はカーテンを開けて朝日を浴び、朝食をとることで、体内時計のズレがリセットされます。体内時計がズレてしまうと、睡眠リズムがうまくとれなかったり、体に不調が表れやすくなったりします。

また、朝はどうしても食べられないという人は、夕食をとるのが遅すぎたり、夕食が多すぎたりする可能性がありますので、夕食の時間や量を見直してみましょう。

5.自律神経やホルモンの働きを整える

朝食を抜くと、体内時計が正常に働かなくなり、自律神経やホルモンの働きが乱れ、情緒が不安定なったり、不眠やうつなどを招く恐れがあります。

6.生活習慣病を予防する

朝食を抜くと空腹によるストレスで血圧が上がりやすくなり、脳卒中や脳出血のリスクが高まります。また、朝食をとらないことで太りやすくなり、内臓脂肪がたまると糖尿病などの生活習慣病のリスクが高まってしまいます。

まずは、簡単な朝食から

朝は1分でも多く寝ていたい、食欲がわかないという人も多いのではないでしょうか。夕食が遅かったり、夜食を食べすぎたりすると食欲がわきません。また。夜型の生活で朝起きるのが遅いと朝食をとる時間がとれません。まずは、生活時間を見直すことからはじめましょう。

現在、朝食を食べていないという人は、牛乳や野菜ジュースなど食べやすいものからとってみましょう。時間のない人は、前日の食事をとり分けておいたり、おにぎりやパン、納豆、チーズ、冷凍野菜や缶詰などすぐに食べられる食材を用意しておくと良いでしょう。

まずは簡単な朝食から

忙しい朝でも簡単!朝ごはんレシピ

鮭フレークと大葉のおにぎり

鮭フレークと大葉のおにぎり

材料

 ごはん 1膳

 鮭フレーク 35g

 大葉 2枚

 白ごま 小さじ1

 ごま油 小さじ1/2

作り方

 1.大葉は細かく切る

 2.ご飯に1と残りの材料を全て加えてよく混ぜ、おにぎりにする。

お手軽トースト

お手軽トースト

材料

 食パン 1枚

 カット野菜 30g

 ツナ缶 1/2缶

 マヨネーズ 小さじ1

 チーズ 適量

作り方

 1.カット野菜、ツナ、マヨネーズを混ぜる。

 2.1をパンにのせ、その上にチーズをのせ、トーストする。

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