食事はバランス良く食べましょう!
身体に必要な栄養を摂るには、いろいろな食べ物をバランスよく食べることが大事です。
主食・主菜・副菜をそろえると自然と栄養バランスがよくなり、生活習慣病の予防や死亡リスクの低下にもつながります。家で作る食事をはじめ、外食やスーパー、コンビニなどで購入する際には、主食・主菜・副菜を意識して選ぶようにしましょう。
主食・主菜・副菜をそろえましょう
主食:ごはん、パン、めん類などの炭水化物(特にごはんはいろいろなメニューに合わせやすい食材で、消化もゆっくり進み腹もちがよいのでおすすめです)
主菜:魚や肉、卵、大豆製品などたんぱく質が多く、メインとなる料理。
副菜:野菜、きのこ、海藻などビタミン、ミネラル、食物繊維を多く含んだ料理。
その他:汁もの、牛乳・乳製品、果物など。主菜や副菜では足りない栄養素を補うことができます。

外食の選び方
生活習慣病の予防のためには、脂肪や食塩の多い食事を控え、主食・主菜・副菜のそろったバランスの良い食事をとることが大切です。しかし、外食の利用が多い人は、主食・主菜・副菜のそろう頻度が低い傾向にあります。料理を選ぶ際には、組み合わせに配慮し、主食・主菜に偏った食事にならないよう気を付けましょう。サイドメニューには副菜(70g以上の野菜・きのこ・海藻類)を使用した料理を選ぶとよいでしょう。
また、外食店の中には、メニュー表やプライスカードに、料理に含まれる栄養成分を表示している店もあります。各料理のエネルギーや脂質、食塩量を見比べてから料理を選ぶ習慣をつけましょう。

定食を選ぶと主食・主菜・副菜がそろっていることが多いので、栄養バランスがととのいやすくなります。
中食の選び方
中食とは、惣菜店やお弁当屋・コンビニ・スーパーなどでお弁当や惣菜を購入したり、外食店のデリバリー(宅配・出前)などを購入して食べる形態の食事をさします。
中食のメリットは食べたいものを必要な分だけ少量ずつでも購入ができ、種類も豊富で手軽に利用できることから家事の負担を軽減できるということです。
しかし、コロッケ・鶏のから揚げなどの揚げ物や、おにぎり・サンドイッチ・寿司など主食中心の購入頻度が高く、それらは味の濃い料理や脂肪を多く含む料理が多く、食塩や脂肪の摂取量の増加につながりやすいといわれています。
メタボリックシンドロームの予防には、脂肪や塩分の多い料理や主食・主菜に偏った料理を控えることがポイントになります。主食・主菜・副菜のそろった食事をとることを心がけましょう。

野菜を使っている副菜の入った幕の内弁当がおススメです。
野菜が少ないお弁当の場合は、サラダや和え物、煮物などをプラスしましょう。

単品を組み合わせるときは、いろいろな料理を組み合わせて主食・主菜・副菜をそろえるようにしましょう。
栄養成分表示を活用しましょう
食材の購入にあたっては、内容をよく知ることが大切です。コンビニやスーパーのお弁当・おにぎり・お惣菜などには栄養成分表示がされているものが増えてきており、料理を選択する際の参考にしましょう。
また、市販されているお惣菜やお弁当には、栄養成分表示の他にも原材料や添加物・アレルギー表示・消費期限・保存方法などが表示されており、安全に食品を選ぶことができるようになっています。購入の際の目安にチェックしてみましょう。
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健康増進課 健康推進係
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電話番号:098-898-5597
更新日:2024年10月11日