歯と口の健康

更新日:2023年11月01日

11月は歯~がんじゅう月間です!

沖縄県では、県民の皆様が歯科口腔保健について関心と理解を深めるよう11月を「歯科口腔保健啓発月間」と定めています。(沖縄県歯科口腔保健の推進に関する条例第9条)

この啓発月間を広く周知するため、親しみやすい月間の名称を公募し、多くの応募の中から「歯(は~)がんじゅう月間」と決定されました。

 からだの健康はお口から!!歯間ブラシやデンタルフロスも使った毎日の丁寧な歯みがきと、かかりつけ歯科医での定期的なケアが歯がんじゅうの秘訣です。

歯周病は感染症!

お口の中には絶えず細菌が存在しています。

十分な口腔ケアができていないと、細菌が出す毒素により歯肉に炎症がおこります。

歯肉炎を放置すると、歯を支えている組織を破壊し、歯周ポケットが形成されます。

重度の歯周病になると、歯が自然に抜ける、または歯科医院で抜歯することになります。

放置すると1本にとどまらず、他の歯へも影響が出てしまいます。

歯周病菌の出す毒素はお口から血液に乗って、全身に運ばれます。そして心臓病や糖尿病などの様々病気の原因になります。

 

歯周病と糖尿病の深い関係とは?

歯周病は糖尿病と相互に悪い影響を及ぼします。

糖尿病をお持ちの方では歯周病が悪化しやすく、歯周病があると糖尿病の血糖コントロールが難しくなることがわかっています。

最近の研究では、歯周病の治療をきちんと行うと血糖値が改善するということもわかっています。

歯と口のケアをして健康寿命を伸ばそう!≪歯がんじゅうの秘訣≫

よくかんで食べる!

だ液には、口の中の汚れを落とし、歯周病やむし歯を防ぐ働きがあります。

よくかむことで、だ液の分泌が増えて、歯を守ってくれます。

ただし、ながら食べは逆効果!


しっかり歯をみがく!

「歯周病」や「むし歯」を予防するには、お口の中の細菌を減らすこと。

起床時や毎食後の歯みがきは効果的です。

睡眠中は唾液が減り、細菌が増えやすいので、寝る前の歯みがきは念入りに行いましょう。デンタルフロスや歯間ブラシ、舌みがき用ブラシも併用することで磨き残しを少なくします。

定期的に歯科健診!

歯と口のトラブルを早期発見、早期治療をするためにも、1年に1回以上は歯科医院でプロのケアを受けましょう。

的確な診断をしてもらい、個人に合ったブラッシングの手法を習うことができます。

健康おきなわ21
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