嘉数高台公園を平和学習の場に

更新日:2021年06月02日

投稿内容

嘉数展望台を平和学習の場にしてほしい。
提案理由・・「平和都市宣言」をした宜野湾市を基盤にして。 
 1 嘉数高台は沖縄本島開戦の場所で、沖縄地上戦全体を知るうえで貴重な場所である。
 2 現在普天間基地が一望でき、戦後の在り方を考えさせられる場所である。
 3 他府県から一年を通じて訪問者(一般の旅行者及び修学旅行生徒等)が多く見られる。
 4 宜野湾市内及び近郊の市町村の小・中学生にとって身近な平和学習の場として最適である。
整備内容・・平和学習センターを建設するか、嘉数公民館を活用する等あるが、それが難しい場合
 1 展望台の中を資料館にする。(現在最上階の普天間基地の資料が展示されている展示方法)
  1階フロアーに太平洋開戦から沖縄戦に至った資料、沖縄戦の特徴(・全島要塞化 ・戦略持久戦   ・軍民混在の戦場 ・住民虐殺 ・集団自決 ・米軍支配の長期化等)の資料展示
  2階フロアーは、「嘉数高台での激戦の資料」「前田高地の戦いや慶良間島の集団自決」「首里司令部壕から摩文仁までの激戦の資料(ひめゆり学徒隊、鉄血勤皇隊等)
  3階フロアーは、現在の普天間飛行場の様子と基地の現状と課題等
 2足の不自由な人や年配の人が展望台に上がれる設備の設置(エレベーター等)
 3資料の説明をする人及び案内人を配置する。
 4展望台をリフォームしてきれいにし、また周りの木の枝を伐採して見通しを良くしたい。 
活用例
 1資料館の名称を「ねたて平和学習センター」とする。
 2宜野湾市内の小中学校は平和学習で活用し、在校生は在学中最低1回は学習に参加することができるようにし、平和の尊さを理解させる。
 3近郊の小中学校(浦添、西原、北谷、那覇市等)にも積極的に活用させ、中頭地区の平和学習の中心場所にする。
 4他府県の修学旅行生に沖縄戦の特徴をコンパクトに分かり易く理解させ、全国に宜野湾市の「平和都市宣言」を発信する。
 以上のことから、嘉数高台展望台を平和学習の場として整備することを提案します。

回答

 市民協働推進課より回答

市民協働推進課と致しましては、いつでもどこでも誰でも、宜野湾の沖縄戦について学習できるよう、「ぎのわん市の沖縄戦~“あの日の記憶”を語り継ぐ~」と題した特設サイトを開設いたしました。本サイトについては、嘉数高地の戦いをはじめ、沖縄戦体験者9名による証言映像や宜野湾市の戦跡マップ等も掲載しており、今後、本サイトを広く市民に周知するとともに、特に宜野湾市内の小中学生の平和学習にご活用していただけるよう、各校にもご説明に伺う予定となっております。

新たに創設いたしました「宜野湾市平和大使」とともに、本サイトを活用しながら、戦争の悲惨さ、平和の大切さ及び命の尊さを次代へ継承してまいりたいと考えております。

 

 施設管理課より回答

平和学習センター建設につきましては、前回と同様の回答になりますが、嘉数高台公園を含めた周辺地域の建築基準法における用途規制により、原則建築することができないことになっております。また、現在行っております嘉数高台公園施設整備事業でも、平和学習センターや資料館のような新しい建物の整備は計画しておりません。展望台につきましては、エレベーター設置、リフォームなどは現在予定しておりません。大変ご不便をお掛けしますが、現状でのご利用となります。展望台周りの木の枝伐採につきましては、少しでも見通しがよくなるよう、枝の剪定、管理を行ってまいります。

嘉数高台公園は、周辺住民や市民のご利用のほか、修学旅行、観光、平和学習、追悼など、様々な目的を持った方々が来園いたします。現在行っております嘉数高台公園施設整備事業では、公園利用者の安全安心の確保と、利便性の向上を図るために、老朽化に伴う施設の再編整備を進めてまいります。

 

お問い合わせ

市民協働推進課(電話893-4411内線2212)、施設管理課(電話893-4411内線4812)

この記事に関するお問い合わせ先

秘書広報課 市政広報係


〒901-2710
沖縄県宜野湾市野嵩1-1-1
電話番号:098-893-4411 内線2411

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