子宮頸がんワクチン助成について
投稿内容
青森県平川市では、子宮頸がんワクチン接種の積極的勧奨が中止され無料定期接種の年齢対象外となった市民に、無料の後追い接種を始めています。宜野湾市でもこのような救済をご検討頂けないでしょうか?
回答
宜野湾市健康増進課より回答いたします。
平素より本市予防接種事業へのご理解とご協力賜り感謝申し上げます。
子宮頸がん予防ワクチン(HPVワクチン)の予防接種は、平成25年4月1日より法律に基づく定期接種に位置づけられましたが、厚生労働省の勧告(※)に基づき、対象者への積極的な接種勧奨を差し控えております。しかし、勧奨控えの期間が長く続いたことによりHPVワクチン接種についてよく知らない方が増え、昨今、国の方針により、対象者やその保護者に子宮頸がんやHPVワクチンについてよく知っていただくための情報(HPVワクチンの効果とリスクを説明したリーフレット)をお送りしたところでございます。
ご意見のございました定期接種の機会を逃した方へのHPVワクチン予防接種の助成につきましては、副反応とワクチンとの因果関係について現時点で究明されておらず、未だ積極的な勧奨をすべきではないことや定期年齢外の接種は任意接種となり、接種後に万が一健康被害が生じた際の救済措置が定期予防接種とでは異なること等の課題がございます。
以上のことより、積極的な勧奨を控えたことにより公費接種の機会を逃した方への救済については、国・他市町村の今後の動向を注視し検討して参ります。
※平成25年6月14日付けで「ワクチンとの因果関係を否定できない副反応(持続的な疼痛)がHPVワクチン接種後に特異的に見られたことから、同副反応の発生頻度等がより明らかになり、国民に適切な情報提供ができるまでの間、定期接種を積極的に勧奨すべきではない」旨の勧告が出されました。
問い合わせ
健康増進課(電話098-898-5583)
この記事に関するお問い合わせ先
宜野湾市上下水道局お客様センター
(料金窓口)
〒901-2203
宜野湾市字野嵩730番地
電話:098-892-3352 ファックス:098-917-5744
- みなさまのご意見をお聞かせください
-
更新日:2021年09月15日