外猫、野良猫について

更新日:2022年09月06日

投稿内容

宜野湾市内の飼い主のいない外猫野良猫及び、野良犬の保護や扱いについて質問があります。去年末より今年の初めの3か月ほど、近所の貸家に置き去りにされた猫を3匹、その近所にいた飼い主のいない猫達を6匹確認し環境課でTNRのチケットをもらい6匹の避妊をする事ができました。後の3匹は自費です。 

環境課は動物基金さんよりチケットを配布されたものを希望者に配布するだけで、特にそれ以上の事には関わらない様子ですが このチケットを配る、死骸を回収する、予防接種を受けさせる以外に行なっている 活動は何がありますか? 地域住民の善意だけに頼っているように見えました。捕獲機を貸与するとか、TNRの告知がもっと行き渡っていたら 経済的な貧しさの為に、動物たちを助ける事が出来ない、猫たちが増える事を止める術を知らない人達の多いこと!

ほとんどの人が、自腹で猫たちを助けています。でも、個人には限界があります。TNRチケットは、どうぶつ基金さんから個人で入手するのは現在困難になっています。愛護団体さんに聞いたのですが、なぜか行政枠が有利になっています。宜野湾市内の保護団体のリストと、個人が頼れる団体さんが分かれば 産まれてすぐに酷い環境で苦しむ命がだいぶ減るでしょう。道路に飛び出して、交通事故にもなります。

私は猫が苦手で、外飼いしている方たちが理解できずにいましたが 見ぬふりは出来ずに保護したり、捕獲したり関わって 自分の無知や人任せ、人のせいにしてよく環境を見ていなかった事を恥ずかしく思いました。 子ども達に、猫の死骸を見せたり、知らんぷりを教えたくありません。

回答

平素より、本市環境行政へご理解・ご協力を頂き感謝申し上げます。

お問い合わせのありました「外猫、野良猫について」につきまして環境対策課より回答させて頂きます。

「(TNR)チケットを配る、死骸を回収する、予防接種を受けさせる以外に行なっている活動は何がありますか?」とのご質問ですが、主に「飼い主のいない猫(いわゆる野良猫)」に係る対応へのご質問と解し、回答させて頂きますのでご了承ください。

まず、本市にて行っている野良猫関連の対応としましては、その中心的な取組として公益財団法人どうぶつ基金様の実施する「さくらねこ無料不妊手術事業(行政枠)」と協働した「TNRチケット配布」があります。

これは、犬猫の殺処分等ゼロに向けたボランティア活動を実施している市民団体等を支援することを目的としており、「行政による殺処分ゼロ」を目指す取り組みの一つとして実施させて頂いています。令和元年度より開始し、ボランティアの皆様の力添えの元、令和3年度には250頭余りの野良猫のNTRを行うことが出来ました。

その他の外猫・野良猫関連の対応としましては、生活環境保全の一環ですが、野良猫に係る苦情(主に糞尿被害)対応や、相談者及び飼い主(餌やりの方含む)への指導助言、飼い猫に係る適正飼養の啓発(室内飼い推奨、避妊去勢の啓発等)等を行っております。

野良猫に係る行政課題は、投稿者様がご期待されているような十分な対応に至っていない点があることも承知しています。今後も、継続した改善等の検討は必要と認識しております。一方で、限られた経営資源(要員、財源)の中で、狂犬病予防対策、空き地適正管理指導、自然保護、公害対策、個人墓地の許認可等、多くの環境行政をカバーしていかなければいけない実情があることもご理解頂けると有難く存じます。

今般は貴重なお時間を割きご意見を頂き、ありがとうございます。今後とも、本市環境行政へのご理解とご協力を頂けると幸いに存じます。

問合せ

環境対策課(電話098-893-4411 内線2611)

この記事に関するお問い合わせ先

秘書広報課 市政広報係


〒901-2710
沖縄県宜野湾市野嵩1-1-1
電話番号:098-893-4411 内線2411

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