薬害根絶デー設置に関するお願い
投稿内容
平素より地域行政のためにご尽力賜り、深く御礼申し上げます。
1999年8月24日、厚生省(当時)は薬害エイズの反省を踏まえ、薬害再発防止の誓いを込めて「誓いの碑」を庁舎正面に建立いたしました。
全国薬害被害者団体連絡協議会(薬被連)は、この日を「薬害根絶デー」と定め、薬害をなくすための交渉や啓発活動を続けております。
しかしながら、誓いの碑の建立や交渉の努力も虚しく、薬害は繰り返されております。
迅速に救済されるはずの予防接種健康被害救済制度や医薬品副作用被害救済制度においては、1年から3年近く要する事例も存在いたします。
さらに、2025年8月8日の福岡大臣会見において、予防接種健康被害救済制度における死亡事例1,031件の認定のうち、副反応疑い報告が提出されていたものは351件(34.0%)にとどまっていることが判明いたしました。
副反応疑い報告は安全性評価に不可欠なものであり、予防接種法第12条において義務付けられておりますが、現状では義務違反が蔓延している実態が明らかとなっております。
このように、我が国においては本来セーフティネットであるべき救済制度や、副反応疑い報告制度が十分に機能しないまま、予防接種が行われているのが実情です。
つきましては、下記の要望につきましてご配慮を賜りますようお願い申し上げます。
記
1. 薬害を正しく知り、制度について理解を深め、ワクチンや薬との関係を考える機会として、自治体におかれましても 8月24日を「薬害根絶デー」として位置付け、住民への周知・啓発にご尽力いただきたいこと。
2. 予防接種法第12条に基づく副反応疑い報告義務に違反した医療機関や医師について、 病院名や医師名を公表いただきたいこと。
何卒ご高配を賜りますよう、謹んでお願い申し上げます。
回答
ご投稿いただきました件につきまして、健康増進課より回答いたします。
1.薬害を正しく知り、制度について理解を深め、ワクチンや薬との関係を考える機会として、自治体におかれましても8月24日を「薬害根絶デー」として位置づけ、住民への周知・啓発にご尽力いただきたい。
→本市が実施する定期予防接種について、国から提示されているワクチンのメリットや副反応(副作用)について情報を提供し、接種者ご自身がよく理解したうえで接種を検討できるよう案内してまいります。また、健康被害救済制度についても市民へ周知徹底しているところですが、引き続き取り組んでまいります。
2.予防接種法第12条に基づく副反応疑い報告義務に違反した医療機関や医師について、病院名や医師名を公表いただきたいこと。
→副反応疑い報告について、これまでも本市の接種協力医療機関様へ定期的に周知しているところでございますが、今後も引き続き周知を徹底してまいります。
問い合わせ
健康増進課 予防係 098-898-5596
この記事に関するお問い合わせ先
秘書広報課
〒901-2710
沖縄県宜野湾市野嵩1-1-1
電話番号:098-893-4411
秘書広報係:内線2411
秘書係:内線2000、2001
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更新日:2025年10月31日