今日の文化課 2025年10月
10月3日 【戦後の歴史を語る水源「豊之泉」を見に行こう!】
引き続き今日も暑かったですね~😅
これはもう、、残暑ならぬ乱暑ざんしょ、、
チック暑ー🤣
と、そんな酷暑の中、来週土曜日開催の第三回イガルー・シマ文化財教室「伊佐まち歩き第二弾!」に向けて、当日見学を予定している西普天間住宅地区内の「豊之泉」周辺を清掃してきました😁
せっかくなので綺麗な姿を安全に見てもらいたいですからね♪
(↑清掃前 足元の地を這うツタの群れがかなり厄介なんです😅)
(↑清掃後)
豊之泉とは、その名の通り「豊かな水源」の意でありまして、戦後伊佐浜土地闘争で土地を奪われ、水源も奪われ、水事情にも窮していた伊佐浜の方々がどうにか米軍と交渉して(だいぶ内容端折ってしまいますが、興味のある方は「伊佐誌」を読んでもらうか、来週のまち歩きにご参加ください😁)、こちらの豊富な水源からパイプを通して生活用水の引水を取り付けたことを記念して基地内に整備したものなのです。
その建造物の佇まいと、はっきりと残る刻銘が時の遷り変わりを感じさせます。
1959年の竣工となっているので、今から66年前。もしかすると整備の際に立ち会った方、子供ながらになんとなく覚えてるという方も参加されるかもしれませんね😃
ぜひ当時の様子を聞かせてもらえると嬉しいです♪
今でも変わらずコンコンと湧き出る自然の水
歴史を学び偲びながら見学してみませんか😄
伊佐浜土地闘争になどに関しては、12月の第五回イガルー・シマ文化財教室にて詳しい講座を行います♪
10月2日 【チュンナーグスク、点と点がつながった!気がする】
はっーさぺーさぬ!
あっという間に10月ですね😅
だけどもぬーやみこの暑さ🥵
いまだ外作業には熱中症対策が欠かせません🌞
というより、沖縄雨が降りませんよね。。
市内の湧水の水量もだいぶ減っているのが目視で分かります。
そろそろ降ってくれてもいいのにな~😅
と、そんななか昨日、喜友名グスク聞き取り調査第二弾を行ってきました♪
今回は、喜友名の「字誌」の編纂に携わった大先輩方々🫡
御年80歳をこえてなおパワフルに、喜友名の歴史、宜野湾、琉球の歴史に傾倒し、深く学び続けている姿勢には心からリスペクトしましたし、すごく多くの学びをさせて頂きました😀
字誌編纂に携わったということで、編纂時に本人たちが直接字の先輩方から聞いたお話しなどなども聞かせていただき、今まで疑問だった点と点がつながる部分もいくつもあって、なーるほどー!!あ、それでそういうことになるわけか!
という爽快感さえ生まれました😆
ノロを実際に見たという方からの証言を得たとか、ウマチーの時にグスク内の広場に集まったとか、グスクの雰囲気、グスク内の祠の様子などなど。
喜友名には、根人(ニーンチュ)と呼ばれる村の創始者(草分け)がいた・いないと言われて久しいんですが、実は「ニーガン屋敷」と呼ばれていた家があったと!しかもその家はグスクの管理をしていた一族との関係があったなどなど。
おぉ~!!とゾクゾクするようなお話をたくさん聞けました♪
未だグスクの全容を映し出せる写真であったり物的記録が出ているわけではないんですが、ほんと点と点とが結び付き線になるところまではきているような気がします♪ ここからさらに「面」にしていけるよう引き続き調査を進めてまいりまーす!
更新日:2025年10月03日