今日の文化課 2025年6月

更新日:2025年06月06日

6月6日 【小学生からのメッセージになだそーそー🥲】

4月末に行いました、市内小学校のまちたんけん課外授業「のだけたんけん」の感想文が送られてきました~😆

まず嬉しかったのが、「野嵩クシヌカー」の絵を上手に書いてくれていたこと😃上手!

そしてそれぞれの生徒が、まちたんけんを経て自分たちの地域の歴史、文化財について興味を持ち、他の文化財も見てみたい、他の地域もまわってみたいと書いてくれていたのを読むことができて、やって良かったな~と心底思いました😁

自分たちの地域、地域に纏わる歴史・文化を知ることはとっても大切だと思います♪

そこに親や祖父母、そして先人たちへの感謝も表れてきますし、自分たちも故郷を大事にしていこうという気持ちが芽生え、ゴミ捨てなども自ずと減っていくものなんだと思っています😄

これからも積極的にこのような学び活動は行っていきたいと思います♪

興味のある学校、教育関係者の方々、ぜひご一緒にいかがですか🫡

6月5日 【古木から読み解く王府時代の集落の軌跡】

先日、市内某所にて古木についての調査、聞き取りを行ってきました🫡

対象の古木は「フクギ」🌳

フクギといえば、台風の多い沖縄において屋敷を強風や海風から守ってくれる防風林として重宝されてきました💨

また、伝統的な染物の染料「黄」の色が採れる重要な木でもあります。

今でも昔ながらの風景が残る、「備瀬のフクギ並木」、「今帰仁今泊のフクギ屋敷林」などが有名ですね♪

さすがにあそこまでの規模ではないのですが、宜野湾にもかつてはフクギ並木・屋敷林であったであろう古木がわずかに存在します。

そのうちの一つがコチラ!

結構スゴいでしょう~😆

フクギは成長が遅く、ゆっくりガッチリと育ち根を横ではなく下に伸ばすようで、頑丈であり根も屋敷や石積みに悪さをしないことから防風林・屋敷林としては最適だったようです。

そして逆に考えると、これらのフクギの樹齢が分かれば、だいたいどのくらいの時代にその集落が創られたのか、もしくは旧集落からその地にいつ集落移動してきた可能性があるのかが分かる!ということでもあるんですね~♪

集落の歴史を知る上で、古木たちは大事な生ける証言者にもなり得るということなです😃 すごいですよね~!

ちなみに、樹齢って年輪見れば分かるんじゃないの?と思いがちですが、木の種類によっても大きく違うようで、フクギのような広葉樹では年輪だけでは測定できないようなんです。

そのあたりを、市内にわずかに残るフクギ並木や屋敷林を比較調査し、集落の創設・移動などの年代、屋敷林に対する歴史的価値や重要性をも明らかにしていきたいと考えています🫡

皆さんのまわりにも、これは相当古いフクギだはずよ!これは屋敷林だったはずよ!と思える木々などがありましたら、ぜひお知らせくださいね♪

6月3日 【つゆーか、梅雨の影響?倒木注意!】

6月に入りましたねー!

6月はみんな大好き「みなすき」😁

あらんよ「水無月」💧

ちなみに「水無月」の「無」は「ない」の意ではなく「の」の意で、「水の月」という意味を表しているんだそうです😃

それだと納得ですよね😁☔

沖縄では今年、平年よりだいぶ遅い梅雨入りとなりましたが、なんか雨の降り方がやっけーしーじゃーのようじゃありません😅?(厄介な先輩のたとえ)

本日、小禄墓の現地調査に行ってきたところ、この数日間の局地的な大雨のせいでしょうか、、結構な規模の土砂崩れが起こっており、大木が何本も河川に倒れ込んでいました🌲

この規模を完全に処理するのはちょっと時間がかかりそうですね。

ひとまず人力で動かせそうな倒木は動かして、遊歩道を通れるようにはしていますが、まだ倒木、土砂崩れの可能性がないとは言えないので、特に大雨や強風の際には見学を控えてもらえるようお願いします。

文化課では、近く小禄墓の案内板を設置する予定ですよ😄

より多くのみなさんに興味を持ってもらうことで、小禄墓の謎、ひいては琉球の謎が解明していくのではないか!?と楽しみにしています😁♪